正規留学する際にどんな手順が必要か確認しておきましょう。
何を専門的に勉強したいのか明確にする。
「何となく留学したいから」では、大学・大学院に入学できても卒業するまでこぎつけるのは大変です。必ず目的意識をしっかりと抱いていないとその目的を実現するための具体的なビジョンが描けません。また、異文化圏で生活するのに強い精神力が必要です。目的意識が強ければ、留学しながら自分の精神力も鍛えられてきますから、まずは留学して何を実現したいのか、留学後にはどうしたいのかを良く考えてみましょう。
自分の勉強したい分野がある大学/大学院の情報集め。
インターネットや留学関連出版物で関心のある大学/大学院、または留学に役立つ情報を公開しているサイトにアクセスして情報を集めてみましょう。身近に留学経験者がいれば、その方からお話を聞いてみましょう。
情報集めはかなり時間がかかる作業ですので、留学準備の早い段階から始めて下さい。
- 【アメリカの大学/大学院なら】
- 日米教育委員会
- 米国大学スカラーシップ協会
- U.S.News & World Report
- 【イギリスの大学/大学院なら】
- ブリティッシュ・カウンセル
必要書類の準備
志望大学が大体絞れてきたら、直接大学/大学院の入学事務所から出願願書などの必要書類を取り揃えましょう。また、いつまでに書類を提出しなければならないか確認しておきましょう。その提出期限に基づいて各種テストの最終受験のタイミングが見えてきます。
- 【通常必要とされる提出書類】(すべて英文で)
- 入学願書
- 推薦状(2通から3通)
- 卒業証明書・卒業見込証明書
- GPA(Grade Point Average: 高校や大学での英文成績評価)による成績表
- 健康診断書
- 英語力証明書(TOEFL®やIELTS™。一部の大学では日本の英検準一級や二級を認めているケースもあります。)
- その他、大学側から要求する各種テスト結果表
- エッセイや志望理由書
- 財政能力証明書(授業料等の支払いができることを示すため。保証書の提出も求めてくる場合もあります。)
- ポートフォリオ(アート系の場合)
英語力証明テストについて
通常はTOEFL®もしくはIELTS™のスコアを提出します。
志望大学/大学院が何のテストでどれほどのスコアを要求しているか確認して下さい。
大雑把には、アメリカやカナダではTOEFL®スコアを、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどではIELTS™かTOEFL®のスコアが要求されています。
- 【TOEFL®関連】
- CIEE(国際教育交換協議会 日本代表部) - ETSのTOEFL®日本事務局
- ETS - TOEFL®運営団体。
- PROMETRIC™ - テスト会場の予約に。
- 【IELTS™関連】
- ブリティッシュ・カウンセル
- 【英検関連】
- 日本英語検定協会
英語力証明以外のテストについて
アメリカに留学する際には、TOEFL®以外にもテストスコアが必要になってきます。私立boarding schools入学だとSSAT®(Secondary School Admission Test)、大学入学ではSAT®(Scholastic Assessment Test)、MBA(Master of Business Administration)取得のためにビジネススクールに入学する場合にはGMAT®(Graduate Management Admissions Test: GMAT®はアメリカのみならず、他国のビジネススクールに入学する際にもスコア提出が要求されています)、JD(Juris Doctor)取得のためにロースクールに入学する場合にはLSAT®(Law School Admissions Test)、文系、理系を問わず一般学術系大学院に入学する場合にはGRE®(Graduate Record Examination)のスコア提出が必要です。
- 【SSAT®・PSAT(Preliminary SAT®)・SAT®関連】
- SSAT® Board - SSAT®についてはここに。
- Boarding School Review - Boarding Schools情報はここに。
- College Board - PSAT®やSAT®テスト情報はすべてここに。
- 【GMAT®・MBA関連】
- MBA.COM - GMAT®受験全般について
- The MBA Tour - ビジネススクール情報収集に。
- 【LSAT®関連】
- LSAC (Law School Admission Council) - LSAT®受験全般について
- 【GRE®関連】
- ETS (Educational Testing Service) - GRE®受験全般について
カプランジャパンでは、上記テストにつきましては、適宜セミナーを開催しテストの概要説明やクラス体験レッスンを行っております。詳しくは、セミナースケジュールページをご覧下さい。
学習スケジュールについて
入学願書もしくはテストスコアの提出締切日から逆算して、テスト結果発行が間に合うよう少なくとも1ヶ月前には最終的にテストを受験し終わっていなければなりません。(その時の受験状況次第では1ヶ月前でも間に合わないケースは考えられますので余裕を持って受験するようにして下さい。)
仮に、12月上旬締め切りとした場合、少なくとも上記テスト結果発行が間に合うように考えれば、最終的に10月中には受験し終わっている必要があります。その流れでいくと、TOEFL®の学習に何ヶ月かけ、SAT®やGRE®、GMAT®の学習に何ヶ月かけられるかが見えてくると思います。
また、エッセイの準備もテスト勉強と平行して行わなければならず、特に大学院留学の場合、志望先での学習プログラムの情報まで入手して自分の志望動機に盛り込もうとすると半年ぐらいかかってもおかしくはありません。
特に社会人ですと普段の仕事をこなしながらの準備・勉強になりますから、アメリカ人と同じ土俵で受けるテストであるGRE®やGMAT®でハイスコアが必要なのであれば、なるべく早めに準備しないとターゲットスコアにはなかなか達しないかもしれません。ぜひ早いスタートを切って、スコアアップと同時に留学先で役立つ実力を養うだけの十分な時間をかけて合格を勝ち取ってほしいと思います。




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