2008年7月アーカイブ
Title.

<第1部>
間違いだらけの日本の英語教育(1)

Date. 2008.07.15  /  Category. 英語マスターセミナー

先週、洞爺湖サミットが終了しました。
温暖化、食料問題など世界どの国にも共通の最重要課題を
G8国だけでなく、サミット歴史上最大の22カ国もの首脳同士が
直接討論できたことは意義深いと個人的感想を持ちました。

ただし、残念ながら、海外でのこのニュースの取り扱いが
寂しいものとなっていた事実を踏まえると、福田総理はじめ
日本のリーダーシップと発信力の弱さを残念にも感じました。

世界での日本のプレゼンスの弱さはG8以外の
国際的会議でも感じられます。

たとえば、ひとつ挙げるとスイスで毎年1月に開催されている
ダボス会議。世界経済フォーラムといわれますが
経済のみならず、教育や環境、科学技術や国際紛争など
幅広いテーマのもとに各国首脳はじめ政治家、
大企業最高責任者、学者、ジャーナリストが集い
約1週間討論を重ねます。

今年も世界で著名な各界のリーダー2,500人もの
参加者を集め温暖化対策と国際紛争を主要課題として
行われました。

温暖化対策を日本がリードすることを訴えるべく、
福田首相も1日だけ参加して演説をしました。
しかしメディアの注目を集めるには至らず、
他国からの参加者の意見のみ
大きくクローズアップされていました。

英語圏の国だけでなく、ヨーロッパ、ロシア、アジア、
中東からの多くの参加者が英語で積極的な意見交換をするなか、
日本人はなかなか中心的な存在になれないようです。

日本の発信力を強化するためには、英語力は武器となりますが、
現状は大変厳しいものとなっています。

果たして日本の政治家で英語が出来る人は
どのくらいいるのでしょうか?

名前を挙げるのにも苦心してしまうほど、
なかなか思い当たらないのでしょうか。
政治家だけでなく、官僚、経済人含めて、
日本をリードする役割を担っている方々に焦点をあてても
「英語が出来る人」は、本当に珍しい存在となっています。

これは、世界的な標準で見ると全く異例なことです。
諸外国ならば、「英語が出来ない人」を探す方が、
難しいといっても過言ではないからです。

国をリードする職務にたてる人は、いわゆるエリートで
高学歴者が多く、当然「英語」を含む全ての教科でも
優秀な成績を収めているからです。

勿論、このことは日本も同じです。
しかし異なるのは、「教科としての英語が優秀」
であったことと、「英語そのものが優秀」であることが
全く違うということです。

この明らかに異常な英語教育を一体いつまで日本は
続けるつもりなのでしょうか。
根本的な問題点に触れずに続けられる
「小学校英語教育」や「受験英語変革」など、
小手先だけの不毛な討論には終止符をうち、
抜本的改革が必要だと痛感します。

まずは、現状をしっかりと見つめ、原因を分析して
解決法を見いだすことが必要です。

「世界では、ネイティブだけでなく、いろいろな国民が
英語を話している訳だから、日本人英語でも、
日本語なまりの発音でも十分通じる」
などという人も多くいますので、
次回は、世界との比較から日本人の英語力を
検証していきたいと思います。

皆さまの感想を受け付けております。
ブログコメント送信フォームより、お気軽にご投稿下さい。

Page top
Title.

英語マスターセミナー

Date. 2008.07.02  /  Category. 英語マスターセミナー

さっそく、「英語マスターセミナー」の内容についてご紹介します。
このセミナーは以下の5部構成になっています。

<第1部>
間違いだらけの日本の英語教育

<第2部>
3か月で達成する「英語で考える」脳の育成

<第3部>
リスニングとスピーキングは最もやさしいスキル
「英語で考える」脳の完成(前篇)

<第4部>
全く欠如している日本人の読み書き能力
「英語で考える」脳の完成(後篇)

<第5部>
世界をリードする英語力を身につけよう
人間力の向上=抽象レベルの高い目標の設定


第1部では、現在の日本人の英語力の現状と問題点を明らかにしていきます。
その後、第2部、3部、4部と具体的な対策と学習法を述べ、最後の第5部で新たな目標点設定の指針と到達するために必要なことをまとめて終了します。

次回からこの順番に従って、少しずつ内容をご紹介していきます。

皆さまの感想を受け付けております。
ブログコメント送信フォームより、お気軽にご投稿下さい。

Page top
Title.

はじめに

Date. 2008.07.01  /  Category. Diary

私は、このブログのタイトル「 Language Teaching for a Better World 」にあるように、言葉の教育が世界の平和につながることを信じています。
言葉を学ぶことで、人間の考え方、価値観を向上させることができると信じています。専門職である「英語教育」を中心に書いていくことになると思いますが、母国語としての日本語、外国語としての日本語教育の大切さにも時おり触れていきたいと思います。そして同時に、世界で起きている様々な事柄について、私が思うところを書きとめていこうと思っています。


さて、まずは英語についてから書き始めたいと思います。
本物の英語力をつけていくには、これからの日本人にとって絶対に必要なことだと思います。また、日本人の誰でも、世界トップレベルの英語力を日本国内の学習のみで身につけていけると確信ももっています。このようなことを、具体的な学習法を含み現在カプランで週末開催している「英語マスターセミナー」でお話しています。


次回からは、私のセミナーの内容を順次紹介していこうと思います。
ブログに書くことで、より多くの方に、高いレベルでの英語習得ができることを、その方法論とともに知っていただければ、と思っています。4時間に渡るセミナー内容なので、少しずつ分けて書いていきます。

皆さまの感想を受け付けております。
ブログコメント送信フォームより、お気軽にご投稿下さい。

Page top

New Entries

  • 2008.07.15
    <第1部>
    間違いだらけの日本の英語教育(1) [More...]
  • 2008.07.02
    英語マスターセミナー [More...]
  • 2008.07.01
    はじめに [More...]

Category

Archives

Profile

カプラン ジャパン代表 石渡 誠
カプラン ジャパン代表
Kaplan Japan President
石渡 誠 Makoto Ishiwata
南アラバマ大学 コミュニケーション学・英語学 学士号取得。ジョージタウン大学院 英語教授法修士号 取得。帰国後、松本亨高等英語専門学校を引き継ぎ、14年間のフィニックス英語学院の教務部長を経て、カプラン ジャパン代表就任。[ More... ]