先週、洞爺湖サミットが終了しました。
温暖化、食料問題など世界どの国にも共通の最重要課題を
G8国だけでなく、サミット歴史上最大の22カ国もの首脳同士が
直接討論できたことは意義深いと個人的感想を持ちました。
ただし、残念ながら、海外でのこのニュースの取り扱いが
寂しいものとなっていた事実を踏まえると、福田総理はじめ
日本のリーダーシップと発信力の弱さを残念にも感じました。
世界での日本のプレゼンスの弱さはG8以外の
国際的会議でも感じられます。
たとえば、ひとつ挙げるとスイスで毎年1月に開催されている
ダボス会議。世界経済フォーラムといわれますが
経済のみならず、教育や環境、科学技術や国際紛争など
幅広いテーマのもとに各国首脳はじめ政治家、
大企業最高責任者、学者、ジャーナリストが集い
約1週間討論を重ねます。
今年も世界で著名な各界のリーダー2,500人もの
参加者を集め温暖化対策と国際紛争を主要課題として
行われました。
温暖化対策を日本がリードすることを訴えるべく、
福田首相も1日だけ参加して演説をしました。
しかしメディアの注目を集めるには至らず、
他国からの参加者の意見のみ
大きくクローズアップされていました。
英語圏の国だけでなく、ヨーロッパ、ロシア、アジア、
中東からの多くの参加者が英語で積極的な意見交換をするなか、
日本人はなかなか中心的な存在になれないようです。
日本の発信力を強化するためには、英語力は武器となりますが、
現状は大変厳しいものとなっています。
果たして日本の政治家で英語が出来る人は
どのくらいいるのでしょうか?
名前を挙げるのにも苦心してしまうほど、
なかなか思い当たらないのでしょうか。
政治家だけでなく、官僚、経済人含めて、
日本をリードする役割を担っている方々に焦点をあてても
「英語が出来る人」は、本当に珍しい存在となっています。
これは、世界的な標準で見ると全く異例なことです。
諸外国ならば、「英語が出来ない人」を探す方が、
難しいといっても過言ではないからです。
国をリードする職務にたてる人は、いわゆるエリートで
高学歴者が多く、当然「英語」を含む全ての教科でも
優秀な成績を収めているからです。
勿論、このことは日本も同じです。
しかし異なるのは、「教科としての英語が優秀」
であったことと、「英語そのものが優秀」であることが
全く違うということです。
この明らかに異常な英語教育を一体いつまで日本は
続けるつもりなのでしょうか。
根本的な問題点に触れずに続けられる
「小学校英語教育」や「受験英語変革」など、
小手先だけの不毛な討論には終止符をうち、
抜本的改革が必要だと痛感します。
まずは、現状をしっかりと見つめ、原因を分析して
解決法を見いだすことが必要です。
「世界では、ネイティブだけでなく、いろいろな国民が
英語を話している訳だから、日本人英語でも、
日本語なまりの発音でも十分通じる」
などという人も多くいますので、
次回は、世界との比較から日本人の英語力を
検証していきたいと思います。
皆さまの感想を受け付けております。
ブログコメント送信フォームより、お気軽にご投稿下さい。




