Title.

<第1部>
間違いだらけの日本の英語教育(11)
新鮮な理由

Date. 2009.05.30  /  Category. 英語マスターセミナー

前回に引き続き、なぜ、たとえレベルが即していない
授業でも、日本人留学生には新鮮に感じられるのか?

このポイントからディスカッションを続けますが、
その前に。。。(笑)
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それでは、なぜ日本人留学生は文句もいわずに
受講を続けるのでしょうか?

「お上には逆らわない、波風をたてないという日本人の
メンタリティーも挙げられるのではないでしょうか?」との
コメントもいただきました。有難うございます(笑)。

確かにそうですよね。謙虚な人達が際立って多いのも
日本人だと思います。前回3つ挙げた理由のうちの
1番目の項目に当てはめられることかと思います。

ただ、1たびクレームを言い出すと1番やっかいな
存在に思われるのも日本人かもしれませんが。
要求するレベルが高く、結構細かい点まで
ついていくもの私達日本人の特徴ですから(笑)。

その話はさておき、驚くのは、多くの日本人留学生は
すでに習っているはずの事でも結構、新鮮そうに授業を
受けていることです。

環境が新鮮だということもあります。
『日本人以外の講師から、日本人以外の受講生と一緒に
英語を学ぶ新鮮さ』も、勿論あるでしょう。

でも1番大きな理由は、
『授業が英語だけで行われていること』だと思います。

たとえば、簡単な文法事項でも英語で説明されると
新鮮に感じる、というか、難しく感じる人が多いようです。

「3単現」が"third person, singular, present"とか、
「受動態」が"passive voice"など、文法単語を学ぶのも
初めてなら、ましてや全ての説明を英語だけで聞くのも
初めての経験の人が多いでしょう。

そしてこれは文法に限ったことではありません。
当たり前のことながら、リーディングでもライティングでも
全て英語だけで指導を受けます。

知っている単語の意味を説明するのも、
日本語訳では通じないので、英語で定義を
言わなければなりません。

また、どんな内容であれ、授業中の英語を聞きとること
だけでも、チャレンジングに感じる人が多いのも実情の
ようです。

ですから本来はすでに学んだこと、熟知していることでも
授業についていくのは、結構タフなことになる訳です。

こういう現実を見ると、私には日本の英語教育に関して
いろいろと意見したいことが出てきます。

あまりに言いたいことが多いので、整理しつつ
次回お伝えしたいと思います。。

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カプラン ジャパン代表 石渡 誠
カプラン ジャパン代表
Kaplan Japan President
石渡 誠  Makoto Ishiwata
南アラバマ大学 コミュニケーション学・英語学 学士号取得。ジョージタウン大学院 英語教授法修士号 取得。帰国後、松本亨高等英語専門学校を引き継ぎ、14年間のフィニックス英語学院の教務部長を経て、カプラン ジャパン代表就任。[ More... ]