Title.

続「日本人英語の非常識」

Date. 2009.11.04  /  Category. 英語マスターセミナー
                  
     

昨日「日本人英語」に対する意見を述べたところ、早速コメントをいただきました。有難うございます。まずはそのまま以下に転載させて頂きます。
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 私も発音はそんなに良い方ではないので偉そうなことは言えませんが、ひとつは英語学習におけるバランスの問題ではないでしょうか。また世界の中で英語を使って活躍する日本人と田舎でのたまにしか英語を使うことの無い人間では、必要とされる発音レベルも違うような気がします。

 人の時間は限られており人によって英語学習時間も人により違いますが、例えば1日1時間しか英語学習の時間が取れない人間がずっと発音やスピーキングに毎日1時間使うのはアンバランスかなと思います。

 昔松本道弘先生が、発音やスピーキングの練習ばかりしている英語学習者のスピーチは、発音は非常ににきれいだが英語のロジックがないので何を言いたいのかさっぱり分からないとおっしゃっていました。 英語学習の中で発音は非常に大事でしょうが必要条件であって十分条件ではないはずです。発音だけでなく他の必要条件にも学習時間を取らないといけないと思います。

 石渡先生のお立場は英語のプロを育てられる立場かなと思いますのでなお要求は高くなると思いますが、プロを目指すならある程度発音を完璧にするのも必要かとも思います。
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改めまして、コメント有難うございます。フィードバックは本当に有難いです。私の意見がどのように受けとめられているのかが確認できるのは勿論、言い足りなかったことなど認識できます。

ということで、今日は以下の4点について加筆したいと思います。

1)コメントいただいた通り、学習内容のバランスは大変重要なことだと思います。発音だけでも駄目ですし、発音無視でも駄目です。語法や表現力などを学ぶことも必要ですし、英語のロジックなども学ぶことも必要です。

2)多くの「日本人英語」推奨者は、特に発音に関して「日本人訛り」を推奨されているようです。この発音への苦手意識が強すぎるのが問題かと思います。成人した学習者なら、1-2年で綺麗な発音にできるからです。一般に発音に関しての指導法、指導力不足が解消されれば、そんなに大袈裟に発音を取り上げる必要もなくなります。

3)短時間の学習でもバランスを保ちながら、発音も当然良くする方法のひとつとして、私はスピーチの暗誦を勧めています。以前からお話しているように、読み書き聞き話すの4技能プラスアルファにつながるからです。バランスを取るためにも、必要な3つの学習要素を私は3つのE(Expressions, Expectancy, Emotion)でまとめています。「英語マスターセミナー」で必ずお話していることですが、このブログでも近い将来書いていきますね。

4)最後に、私が掲げる「世界に誇れる日本人英語」は、どの年齢層の方でも、どのレベルの方でも目指してもらいたいと思っています。子供であろうが、高齢者であろうが、初歩レベルの方から、プロの方までです。それは、学習していく方向性(内容とバランス)さえ整っていれば、どんな方でも、どの時点でも「世界に誇れるような英語力」が身につくと信じているからです。「どの時点でも」という意味は、学習している過程でも、まだ英語力が未熟な段階でも、いい結果が出せるし、見られるからです。

英語だけではなく、何事も真剣に学んでいけば、終わりはありません。かといって、終わりが見えなければ、何の意味がないものではありませんよね。学んだ分だけのことが、身になり活かせるはずです。

大切なのは、どのような目標・目的を定めていくかで学習成果が変わるということです。たとえば英語に関われる時間が少ない方でも、学習の方向性を高いものに定めることが重要だと思います。なぜなら効率性を高められるからです。学習時間が少ないからといって、アンバランスな学習をするのは逆効果です。

英語学習は"All or nothing"ではないのです。学習途中でも成果がよりよく出せるような方向性を定めるために、「日本人英語」についてお話しました。

皆様のサポートのお陰で、本日181日間連続更新です。有難うございます。本日の健康改善は〇です。(運動と食事はクリア)有難うございました!また明日もいらしてください。感謝をこめて。

                  
  

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カプラン ジャパン代表 石渡 誠
カプラン ジャパン代表
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石渡 誠  Makoto Ishiwata
南アラバマ大学 コミュニケーション学・英語学 学士号取得。ジョージタウン大学院 英語教授法修士号 取得。帰国後、松本亨高等英語専門学校を引き継ぎ、14年間のフィニックス英語学院の教務部長を経て、カプラン ジャパン代表就任。[ More... ]
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