来月14日からの公開講座に関して、いろいろとお問合せいただいています。ありがとうございます。とりいそぎ、こちらKap-Languageブログでもいくつかの講座に関してご案内しておりますので、ぜひご覧ください。
さて、本日は別途、頂いていたご質問にお答えします。前回11月16日に「文法は必要か」と題した記事を読んで、質問者のK.I.さんから、引き続きコメントを頂きました。雑誌TIMEなど難易度が高い文章を読めるようにするためには、構文の勉強が必要なのではというご質問です。
K.I.さんだけでなく、多くの方がお持ちの質問かと思いますので、皆さんの参考にもなるように、以下2日間に分けてお答えします。
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(質問)
早速お答えそして問題を整理していただいてありがとうございます。
実は私が構文にこだわったのはTIMEとかを読むのにけっこう構文がわからずに苦労するからです。高校3年で松本メソッドに出会って以降高校生・大学受験生向けの英文解釈・英語構文・英文法の参考書は避けてきました。(例外はライティングのチェック用に買った英文法解説・江川泰一郎)ちなみに高校3年生になるまでも英文解釈・構文の参考書で勉強することは無かったので、生まれてこのかた英語の構文を参考書を使って体系的に学習したことは一度もありません。TOEIC対策の為文法は勉強しましたし、大西泰斗先生のネーティブスピーカーの英文法シリーズとかは読んでますが。
英文解釈は論外ですが、英語の構文を学ぶとして日本では高校生用の参考書が一番手に入りやすく安いという現状があります。ただし和訳をさせるのと日向先生のいうところの「ガラパゴス英語」が多いという問題もあると思います。
TIME等の難易度の高い英文を理解する為にどう構文を学んでいくかについて今後ブログで教えて頂けると幸いです。
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(答え)
TIMEは確かに難易度が高い英文ですよね。しかしこれは、比較の問題でもあります。例えば多くの日本人にとっては、Japan Timesでも、いやStudent Timesでも難易度が高いかもしれません。
すなわち、まず根本的な問題は自分自身の英語レベルに合っているかどうかです。自分が使える英語、少なくとも理解できる英語レベルを超えてしまえば、「英文解釈」が必要かという議論になってしまいます。
但し、「英文解釈」は「暗号解読」のテクニックを学ぶような作業であり、本来のリーディングとはかけ離れてしまうので私はお勧めしませんが。
少なくとも明治中期以降の日本人は、英語力そのものを身に付ける学習から遠ざかってしまいました。それよりも、「構文」の学習と「英文解釈」の技術により、難解な文章も読解する教育を受けてしまったと考えています。
そうではなくて、難解な文章でも読めるような英語力をつけることが大切だと私は考えています。それは例えばTIMEでも、普通に読みこなせる英語力をつけていくことです。
そのためには、2つのことをお勧めしたいと思います。
今日はその1つ目のお話をします。
それは、徐々に読むレベルを上げていくこと、すなわち背伸びはしないで、自分が読めるものから読む努力を怠らないことです。
一般的に日本人は知的要求レベルが高いので、難易度が高い読み物に興味がいきがちです。しかし、ここは自分自身の英語レベルに合わせることが必要なのです。
方法は、こちら「読解力の上げ方」に記したように、頑張れば1ページ1分で読めるレベルのものから始めます。時間を計りながら、同じものを5回は読んでいくことで、確実に読解力が上がってきます。すなわち、徐々に1ページ1分で読める文章の難易度が上がっていくのです。
いかがでしょうか?皆さんもトライしてみてください。
明日は2つ目の練習方法についてお答えします。
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