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果たして、これからの日本に明るい将来があるのか?
昨日のこの問いかけに、コメントもいただきました。Ouchiさん、ありがとうございます。
比較政治経済学者のマルガリータ・エステベス・アベ博士は、次の5つの望みを挙げられました。しかし、今がラストチャンスであると。
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1.起業家など、企業から独立して仕事をしようとするような人達、いわゆるリスクテイカーへの障壁を取り除く、柔軟性のある雇用マーケットを構築する。
2.円高を活かして、海外への効率的な投資をする。
3.文化的な資産価値、いわゆる日本ブームが海外で生まれているのを活かす。
4.外国人をもっと呼び、日本居住者を増やしていく。
5.日本の地理的な利点、幸運を活かす。
さて、まず3番の日本文化に対してのブームというお話は面白かったです。
簡単に説明すれば、今海外で日本の文化に興味を持っている人は、いわば上質的なテイストの持ち主であると思われているとのことです。
例えば、ランチに鮨弁当を選ぶアメリカ人は健康的で心が広い人だというように見られる。だから、そのように他人に思われたくて、お鮨を買う人達もいるということです。
またマンガなどは、特に若者の間で凄い人気で、例えばアベ博士が訪れたドイツの小さな町の小さな本屋さんでも、日本の漫画だけでひとつの書棚を独占していたそうです。
今このように日本的なものへの興味が増しているのは、日本にとって大きなチャンスであるということです。
ただ、4番目の海外からの居住者を増やすためには、彼らの心理的な障害をなるべく低くしてあげる努力が必要との話でした。
特に日本語の壁は大きいとの話も納得です。
例えば日本政府はフィリッピンから、たくさんの看護士を呼び寄せたのに厳しすぎる日本語検定試験を課しているとのご指摘。
漢字の読み書き能力など、時間がかかるものを性急に求めすぎな印象を私も受けています。入国3年以内に日本人でも合格率50%の日本の看護士国家試験に合格しないと帰国を余儀なくさせられるとか、再検討すべき課題だと思います。
フィリッピンからの看護士は世界中で求められていることを自覚していないとのご指摘もありました。世界での人材獲得競争にも負けてしまうと。
また。JETプログラムで学生時代に日本へ英語講師として働いたことがある人達で日本に戻りたいと思っている人達も多い。JETのOBなどもすでに沢山いるのだから、何か手がありそうだというお話もでました。
さらに面白かったのが、5番目の地理的な優位。
ヨーロッパなどは例えばEUになって注目は浴びているものの、どの国も経済的に伸び悩んでいる。ところが、日本は今世界でも一番の注目のアジアに属している。
この地理的な幸運を活かさない手はないとのお話でした。
ということで、まだ日本が活力を復活させる手立てはいくつかありそうです。
しかしながら、同時に根本的な問題点もあるというお話で講演は終わりました。
その問題点とは?
明日お伝えしますね。
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