2010年1月アーカイブ
Title.
TPP発表会のレポート
Date. 2010.01.11 / Category.
Diary
今回のTPPクラス発表は、4チームありました。2チームはアカデミックまたはビジネスプレゼンで、他2チームはドラマでした。
今日は写真も入れながら、この4チームのプレゼンを振り返ってみたいと思います。(暗誦大会のレポートは明日にします)
さて、まず最初のチームのタイトルは"Should Japan Retain the Imperial System?"
天皇制を維持すべきか否か、というディベートスタイルのプレゼンでした。
また彼らが目指したのは、ドラマティックディベートと私達が呼んでいるものです。これは、Theater in Educationから取り入れた方法で、論者はある特定人物になりきり議論をしていくものです。
誰が出るのかと思ったら、写真でお分かりになりますか?

何と、聖徳太子まで登場でした。小渕さんもお分かりになりますか?福島瑞穂さんは、ちょっと怖いものがありましたが(笑)、果たして誰だったでしょう?
彼らは今回初めてこのスタイルに挑戦。トライしただけでも、大きな拍手です。なにしろ奥は深いですから。メンバーはほぼ全員残り、また4月の発表会を目指すそうです。次回がまた楽しみです。
そして、2番目のチームは正統派のプレゼンでした。

タイトルは"Mothers will save Japan"で、日本の労働人口の低下からくる問題を解決する方法は、主婦の活用にあるというもの。
とても分り易い構成と論理立てでした。パワーポイントも仕上がっていましたし、短い時間で、よくあそこまでに、まとめ上げられたなと感心させられました。
プレゼンの話し方も、上達してきていました。質疑応答での堂々とした受け答えも素晴らしかったですね。
そして、3番目に登場したのが、英語劇「笑うセールスマン」です。

実は私は「笑うセールスマン」を読んだことがありませんが、皆さん、役に入っていたようで、とても雰囲気がでていたのではないかと思いました。
ちょっと怖いけど、沢山笑わせてもらいました。
そして最後のチームは、ミュージカル「ママミア」です。
スクリプト作りから歌や踊りの練習まで、とても2ヶ月間で取り組める題材ではないと思っていましたが、やってくれましたね。

本当にこのチームは凄い!
次回4月も、「ママミア」をさらに磨きをかけて上演するとのことで、楽しみです。
全体的な感想としては、大きく2つあります。
ひとつは、2ヶ月間の短期間で、ここまでのプレゼンを完成させたということは、受講生には大きな自信になっただろうということ。
そして2つ目は、さらなる上を目指して頑張って欲しいということです。昨日書いたように、TPPクラスの目的は「大きな問題を英語で克服していくこと」ですから。
一つ目標を掲げれば、発している言葉に信憑性をもたせることです。プレゼンにしろ、劇にしろ、与えられた言葉を話しているだけでは、相手に伝わりません。
どういう理由で、この言葉を今自分は使っているのかを理解して、心から伝えて欲しいと思います。
また、ある意味で、最後は言葉より目が大切になります。よく言いますよね。「あの人の目を見て信じる事にした」などと。
心からの想いが、言葉に、そして最後は目に伝わってくることを、プレゼンでは目指して欲しいと思います。
そして、その練習としても、一番適しているのが暗誦大会の場です。明日はそちらをレポートしますね。
さて、皆様のサポートのお陰をもちまして、本日249日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。健康改善は◎です!(軽い運動と食事と水をクリアしました!)有難うございました!感謝をこめて。
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プレゼンテーションの意義
Date. 2010.01.10 / Category.
英語上達への秘訣
本日は、カプランジャパン英語プログラムのTPPクラス発表会と暗誦大会がありました。一般の方も応援にきていただいて、お陰さまで盛況のうちに無事終了しました。有難うございました。
そして、参加者の皆さんは、本当に良く頑張っていましたね。最後のスピーチでも触れましたが、私の期待を遥かに超えるレベルでした。
レポートは明日以降にして、今日はまず、TPPクラスの意義に関して、ぜひともお話したいと思います。
TPPとはTeam Presentation Project の略です。それぞれのチームで題目から、台本、そして発表練習と、全ての過程を英語を使用して準備していきます。
日本人の苦手とする、アウトプット力を上げていくのに最適なクラスです。
社会人はもとより、高校生にも絶対効果があるので、新学習指導要領にも鑑み、今後またメソッドの説明をしていきたいと思っています。
とはいっても、実は私が生徒だった時は、当初このクラスについての意義は全く分りませんでした。
はい。私もある意味嫌というほど、英語でのチームプレゼンテーション作りは経験しました。
個人的な体験談は、「松本英語と私」のコーナーで、将来お話しようと思います。
結論的に言いますと、少なくとも私の現在の英語力は、この経験無しにはありません。
まさに、「英語で考える」実践練習だったのです。
「英語で考える」ということは、どういうことでしょうか?
松本亨博士が唱えたのは、ただ単に「英語を日本語に訳さない」ということではありませんでした。
簡潔に言えば、「考えることを英語でする」という、ある意味もっと能動的で、積極的なことでした。
すなわち、自分で何かを「考える」ことなくしては発生しないということです。
そこで、松本博士が強調されたのは、「問題解決」を意識的にしていくことでした。
人間は問題に直面すると、解決方法を考える。そして「問題が大きければ大きいほど、真剣に考えて、答えを見出していかなければならない」ということでした。
だからこそ、大きな問題に英語で取り組んでいく、そのプロセスを体験することが、「英語で考える」実践の場となるわけです。
英語指導法でいえば、まさに究極のProblem-Solving ExerciseとContent-Based Instructionを組み合わせたものなのです。(これらの用語も近い内に解説します)
さて、準備期間が通常の3ヶ月間ではなく、2ヶ月しかなかった今回。参加者も講師の加藤先生、大島先生も、それはそれは大変だったと思います。
週1回のペースですから、あっという間に2ヶ月は過ぎてしまいます。
果たして、本当に発表ができるようになるのか、不安だったと思います。
チームメンバーとのコミュニケーションを英語でとりつつ、皆で一丸となって諸々の問題解決をして、プレゼンテーションは完成されていきます。
そして今回は、見事に全チーム、どれも見劣りすることないプレゼンテーションでした。おめでとうございます。
言葉にできないほどの達成感を感じている人も多いと思います。それは、問題を英語で解決して行ったことの証拠です。
この体験は、今後さらなる英語力の飛躍を意味します。頑張っていきましょう。
ということで、明日は発表会の模様をリポートします。お楽しみに。
更新が遅れていて申し訳ありません。「更新遅れても仕方がないので、続けてください」という励ましのお声もいただきました。Ouchiさん、いつも応援ありがとうございます。ということで、皆様のサポートのお陰をもちまして、本日248日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。健康改善は〇です!(軽い運動と食事のみクリアしました!)有難うございました!感謝をこめて。
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理想的な英会話の場
Date. 2010.01.09 / Category.
英語の教え方英語上達への秘訣
このところ、授業を英語で行うということは、インプットに多大な好影響を与えるとお話をしています。
インプットは勿論、音声からだけでなく、リーディングを通しても必要です。
しかし、リーディング能力をあげるための基盤にもなるのが、やはり音声を通してのインプットですから、もうしばらくこのお話を続けます。
さて、さらに授業を英語で行う大切さを伝えたいので、今日は、まずはこの話を聞いてください。
海外に短い期間でも行くと、英語を相当覚えてきたかのような感覚になる人がよくいますよね。御自身、そのような経験された方も多いかと思います。
本当は、たいして英語を覚えたわけでいかもしれませんが(笑)、でもちょっと違った感覚になることはあると思います。
こういう場合はおそらく、何が起きたかというと、向こうで英語を話してきた経験を持ったからでしょう。
(もちろん、日本でも同じような体験はできます。しかし、日本で英語を使うのを、日本人はためらうことが多いので、海外に行ってはじめて英語を話したというような人も多いようです)
たとえ、短時間であっても、いわゆる英会話を誰かと楽しむことを経験すると、英語を覚えたような気持ちになるのです。
話し相手が、コミュニケーションを取ろうと、自然に英語レベルを調節してくれたので会話が楽しめたのでしょう。
まさしく、「理解可能なインプット」が会話の中で生まれたのです。
本人が必死になって英語で話そうと努力することで、聞き手も瞬時にレベルを判断して、分り易い英語を話してくれます。
ですので、やはり英語を話すことは、インプットにもつながるので大切な事だと私は思います。
但し、同時に付け加えたいのは、単なる会話だけでは、ある一定以上のインプットが増えていかないということです。
私が言いたいのは、いわゆる『英会話』を楽しむだけでは、英語力が進歩していかないという事です。
おそらく、海外で短期間で英語を覚えたと感じる人も、あるレベルから進歩を感じなくなるでしょう。これは、日本で会話中心に勉強している人も同じ事です。
これをインプットの側面から説明しますと、ある程度の英語量がたまってくると、コミュニケーションがそれなりに取れるようになってしまうからです。
言い換えれば、「+1」と感じるようなインプットに出会わなくても、事が済むようになってしまうのです。
よほど意識して、さらに難しいレベルの英語をインプットしようとしない限り、自分の知っている言い回しだけを駆使して会話できてしまうからです。相手もそのレベルに合わせて会話をして終わりになる可能性が高くなるからです。
さて、さて話を本題に戻します。
教師が英語を使って授業するというのは、このような英会話の短所を補い、長所を持続させていくことになるのです。
なぜならば、教師は常に新しいことを教えようと考えて、授業をしますから。教師の宿命です(笑)。
もちろん、その日の授業の目標もあるでしょう。毎回教えるポイントを頭に入れながら、例えば、覚えてもらいたい表現や構文を使いながら、授業をすることになるのです。
シラバスに従いながら、長期的に、そして継続的に段階をあげながら教えていくのが授業です。
そして、それを最も効率的に出来るはずなのが、昨日書いたように日本人講師なのです。
ということで、今日は授業を英語で行う事の大切さを、ちょっと違った例を出してお話させていただきました。
日本人講師の皆さん、英語で授業していきましょうね!!
そして学習者の皆さんは、英語で授業を受けてくださいね!!
さて、実は今日はすでに11日(深夜)になってしまいましたが、この記事は9日分とさせてください。何とか追いついてきました(汗)。次回10日の記事はカプランの発表会について書きたいと思っています。
ということで、誠に勝手ながら皆様のサポートのお陰をもちまして、本日247日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。9日はリトルステップスの新年会があったので、ちょっと飲みすぎ、食べすぎでした。その上、朝からずっとディベートの勉強会だったので、歩くこともなく、健康改善は△です!(軽い運動のみクリアしました!)有難うございました!感謝をこめて。
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日本人講師が英語で授業をする強み
Date. 2010.01.08 / Category.
英語の教え方英語上達への秘訣
英語のインプット量を増やすのに、一番理想的な場所が教室です。
たとえ普段は英語に触れる機会が多くない私達日本人でも、もし、英語のクラスが英語で行われることになれば、日本人の英語力は大きくかわります。
それは限られた時間とはいえ、最大限の理想的なインプットがまず施されるからに他なりません。
理想的なインプットのひとつとして、Comprehensible Inputの話を続けてお話しています。
今日は、なぜ日本人講師が英語で授業をすべきなのか。その大きな理由は、「ネイティブ講師よりも、優れている事があるから」、というお話します。
昨日の記事を読まれた方は、すでにお気づきかと思いますが、Comprehensible Input一番のポイントは、学習者のレベル判断です。
このことについては、日本人講師のほうがネイティブよりも強みが発揮できると私は考えています。
その理由は、日本特有の状況があるからです。
たとえば、全く一言も英語が聞けない、話せない人でも、英語を全く知らないことは絶対ないわけです。
多くの英単語がカタカナの日本語として使われています。このような日本語化した英語の多さも世界では稀なことです。
このこと一つとっても、一般的な日本人が、どのくらい英語を知っているかの判断を、ネイティブがするのは難しいことが分りますよね。
私達にとっては簡単な単語なのに、ネイティブ講師はそれを判断できずに、長々と教えているような光景はクラスでありがちです。
カタカナ外来語だけでなく、例えば高校まで英語を勉強すれば、沢山の単語は勉強しています。
ところが、発音が聞き取れないために、知っている単語を言われても分らない反応をしてしまう日本人が多い。益々問題が増えるわけです。
単語だけではありません。たとえば文法になると、もっと滑稽な状況にもなりかねません。
英文法の知識においては、日本人の方がネイティブよりもある場合がほとんどだからです。
いずれにせよ、一般的に日本人は英語を聞いたり、話したりすることが出来ない場合が多いわけです。秘めたる実力はあるのに。
この日本人のミステリアスさ?!は、なかなかネイティブには分ってもらえないところです。
それに比べて、日本人講師は、どうでしょうか?
もちろん、日本人学習者のレベルを判断するのは、自分達の経験からも難しくないはずです。
ここが、日本人講師の強みなのです。
だからこそ、日本人の講師に英語で授業をしてもらいたいのです。
昨日説明した、Krashenのいう、「i+1」の判断がより的確にできるわけですから。
さて、この記事は1月8日分とさせていただきますが、実は今日はすでに10日です(汗)。一般的なブログの考えと違って、(私の勝手な解釈です)日記というよりも、語学教育に関連する事の記事を1日1回書くことを目指しています。時により、毎日書けない場合は、数日分をまとめてあげて、日数分を穴埋めしたりしています。たとえ遅れても、毎日続けて更新することを諦めないための、悪あがき?でもあります。ご理解いただけると幸いです。。。。
さて本日10日はカプランの発表会が実はありました。これについて私のリポートやコメントを読みたいと思われている方もいると思いますので、大急ぎでおいつかなくてはいけません!
ということで、誠に勝手ながら皆様のサポートのお陰をもちまして、本日246日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。本日の健康改善は久々に☆です!(歩数・運動・水分・食事全てをクリアしました!)有難うございました!感謝をこめて。
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インプット仮説
Date. 2010.01.07 / Category.
英語の教え方英語上達への秘訣
1980年代以降、応用言語界で大きな波紋をよんでいるのがKrashenの説です。第2言語習得における必要事項を様々な仮説を掲げて説明しています。
そのうちの基盤をなすもののひとつが、Comprehensible Input (インプット仮説)です。インプットの重要性を説くものですが、特徴はComprehensibleという説明を「i+1]という表現を使った事です。
学習者のレベルを「i」とすると、それに「+1」のものが、インプットがComprehensible、すなわち「理解可能なインプット」だと説明したのです。
「+1」というのは、学習者のレベルより少し難しいレベルを表しています。これは絶妙でもあり微妙な表現です。
何が、「+1」なのかは、学習者によっても異なるので、明確な定義がないからです。
さて、どう思われますか?皆さんは?
この話は英語を離れて他の科目に置き換えても、全てに言えることではないかと私は考えます。また、学習者が確実に伸びるクラスでは、必ず当り前の様に行われている事だと。
すなわち、教師は受講生の現状レベルでの知識や能力を引き上げていくために、少しづつ新たな事を加えて授業をしていますから。
ですので、本来しっかりとした教育を受ければ「+1」は確実に与えられてきていることです。
ただし、ただし、話を戻しますと、このKrashenの話は言語習得におけるインプットのことです。
4日前からの繰り返しになりますが、英語のインプットは、日本語による説明ではありません。
ですので、英語で授業されて初めてインプットが起こり、そして自然な形で授業中の英語も「i+1」という理想的なレベルになるのです。
少し、まとまりのない説明になってしまいましたが、お分かりいただけますか?
私がまず言いたいのは、Krashenがいうような「i+1」のインプットは、英語で授業がされれば、普通に起きる事なのだということです。「+1」を付加していく事。それが講師の役目ですから。
ですので、「英語での授業は非能率的でないか」という疑問を持つ人が多いようですが、実際は真逆で、非常に能率的なことなのです。
授業中の生徒の理解度を加味しながら、教師は英語も使っていけます。
録音された英語を流すのではなく、生でクラスを指導することの大きな長所がここになります。
そして、さらに付け加えると、日本人講師の英語での授業は、このためにも大きな強みが発揮できることとなるのです。
それは、また次回に続けたいと思います。
さて、この記事は1月7日分とさせていただきますが、実は今日はすでに10日です(汗)。一般的なブログの考えと違って、(私の勝手な解釈です)日記というよりも、語学教育に関連する事の記事を1日1回書くことを目指しています。時により、毎日書けない場合は、数日分をまとめてあげて、日数分を穴埋めしたりしています。たとえ遅れても、毎日続けて更新することを諦めないための、悪あがき?でもあります。ご理解いただけると幸いです。。。。ということで、誠に勝手ながら皆様のサポートのお陰をもちまして、本日245日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。本日の健康改善は久々に〇です!(歩数と運動をクリアしましたが、夜にラーメンこってりと食べてしまいました!)有難うございました!感謝をこめて。
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