Title.

インプット仮説

Date. 2010.01.07  /  Category. 英語の教え方英語上達への秘訣
                  
     

1980年代以降、応用言語界で大きな波紋をよんでいるのがKrashenの説です。第2言語習得における必要事項を様々な仮説を掲げて説明しています。

そのうちの基盤をなすもののひとつが、Comprehensible Input (インプット仮説)です。インプットの重要性を説くものですが、特徴はComprehensibleという説明を「i+1]という表現を使った事です。

学習者のレベルを「i」とすると、それに「+1」のものが、インプットがComprehensible、すなわち「理解可能なインプット」だと説明したのです。

「+1」というのは、学習者のレベルより少し難しいレベルを表しています。これは絶妙でもあり微妙な表現です。

何が、「+1」なのかは、学習者によっても異なるので、明確な定義がないからです。

さて、どう思われますか?皆さんは?

この話は英語を離れて他の科目に置き換えても、全てに言えることではないかと私は考えます。また、学習者が確実に伸びるクラスでは、必ず当り前の様に行われている事だと。

すなわち、教師は受講生の現状レベルでの知識や能力を引き上げていくために、少しづつ新たな事を加えて授業をしていますから。

ですので、本来しっかりとした教育を受ければ「+1」は確実に与えられてきていることです。

ただし、ただし、話を戻しますと、このKrashenの話は言語習得におけるインプットのことです。

4日前からの繰り返しになりますが、英語のインプットは、日本語による説明ではありません。

ですので、英語で授業されて初めてインプットが起こり、そして自然な形で授業中の英語も「i+1」という理想的なレベルになるのです。

少し、まとまりのない説明になってしまいましたが、お分かりいただけますか?

私がまず言いたいのは、Krashenがいうような「i+1」のインプットは、英語で授業がされれば、普通に起きる事なのだということです。「+1」を付加していく事。それが講師の役目ですから。

ですので、「英語での授業は非能率的でないか」という疑問を持つ人が多いようですが、実際は真逆で、非常に能率的なことなのです。

授業中の生徒の理解度を加味しながら、教師は英語も使っていけます。

録音された英語を流すのではなく、生でクラスを指導することの大きな長所がここになります。

そして、さらに付け加えると、日本人講師の英語での授業は、このためにも大きな強みが発揮できることとなるのです。

それは、また次回に続けたいと思います。

さて、この記事は1月7日分とさせていただきますが、実は今日はすでに10日です(汗)。一般的なブログの考えと違って、(私の勝手な解釈です)日記というよりも、語学教育に関連する事の記事を1日1回書くことを目指しています。時により、毎日書けない場合は、数日分をまとめてあげて、日数分を穴埋めしたりしています。たとえ遅れても、毎日続けて更新することを諦めないための、悪あがき?でもあります。ご理解いただけると幸いです。。。。ということで、誠に勝手ながら皆様のサポートのお陰をもちまして、本日245日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。本日の健康改善は久々に〇です!(歩数と運動をクリアしましたが、夜にラーメンこってりと食べてしまいました!)有難うございました!感謝をこめて。

                  
  

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石渡 誠  Makoto Ishiwata
南アラバマ大学 コミュニケーション学・英語学 学士号取得。ジョージタウン大学院 英語教授法修士号 取得。帰国後、松本亨高等英語専門学校を引き継ぎ、14年間のフィニックス英語学院の教務部長を経て、カプラン ジャパン代表就任。[ More... ]
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