Title.

声を出す練習の大切さ

Date. 2010.01.24  /  Category. 英語上達への秘訣英語朗読
                  
     

英語は頭だけでなく、体だけでもなく、心でも覚えることが必要だと私は信じています。そしてこの心で覚えるというのが、多くの日本人学習者にかけているように感じています。

心で覚えるというのは、「意味を頭で理解するだけではなく、感じられること、そして自分の感情も英語で上手く伝えられるようになることだ」と考えています。

そのためにも、ご存知の通り、私は「世界を変えた英語演説」の暗誦を勧めています。

そしてあの日、演説の暗誦と同じような効果があると思ったものに出会いました。それは、NHK国際放送局ニュース制作部 英語アナウンサーの青谷優子さんの勧めるような朗読です。

逆にいえば、日本英語交流連盟(ESUJ)主催の20日のセミナーで、青谷さんからお聞きした事は、まさしく私が暗誦から学べると常々思ってきたことそのものでした。

ですので、そういう意味でもとても嬉しくお話をお聞きしました。

P1060035.JPG

「朗読するためには、想像力を膨らませながら物語や登場人物の気持ちを理解して、感じる必要があります。そしてたとえば、場面によってはゆっくり読んだり、強く読んだりしたりしながら、自分の理解を、自分なりの読み方で表現していくのです。」

このような説明のあと、青谷さんは朗読がもたらす英語学習における効果についてお話始めました。

そして、とてもわかりやすい次の5つのポイントにまとめられていました。

1.声を出すということ

2.理解を深めるということ

3.最適な話し方を学べるということ

4.語彙が強化されるということ

5.人間的な魅力が増すということ

それぞれが、とても大切なことですので、少しづつお伝えしますね。

まず本日は1番目の「声を出すということ」。

これに対しての必要性は皆さん感じていらっしゃると思います。しかし、必要だと思っていても、特に成人した学習者は声をださずに、黙って英語を勉強しているような方は多くいます。

それを半ば強制的に、いや、自然に変えてくれるのが朗読なわけです。

そして効果がでるもっと大きな理由は、暗誦と同じく、ただ「ぼそぼそ」と声に出せば終わりではないからです。

「姿勢を正して、リラックスして、息を通し易くすること。そして強く伸びやかで張りがある声を出しましょう」と青谷さんはおっしゃいました。

「日本文学館~Listening Library~」番組のHPから青谷さんの朗読を聞いていただけると、よくわかると思います。一般的に学習者が行っている音読とも、声の出し方が全く違うのです。

ところで、スピーチ暗誦の効果を疑問視する意見として、こんなことをよく耳にします。

「普段の会話では、大きな声は出さないですよね。特に英語はボソボソと話す方が自然な感じがします。だから、暗誦練習しても普段の話し方には効果が無いし、ある意味不自然な話し方を身につけてしまう気がします。」

そういう質問を受けた時の私の答えは、

「はい。たとえば目の前に一人しかいないような場合、大きな声を出す必要はないですし、スピーチのような大きな抑揚をつけて話すと相手には耳障りだと私も思います。

なので状況に合わせた声の出し方は当然必要です。そして、実はだからこそ、そのためにも暗誦練習をしておくと違うのです。

それは会話だからといって、常にボソボソ話すことがベストではないからです。いろいろな話し方の幅を広げるためにも暗誦は役に立ちます。特に、英語の抑揚は日本語と違いますから、英語らしい話し方が分り易く話されているスピーチだからこそ、そういうことも習得しやすいのです。」

なんだか、余談が長くなってしまいましたが、すみません。実はこのようなことを凝縮してくれる話を青谷さんはスパッとしてくれたのです。

「朗読をして声を出す練習をしておくと、たとえばビジネスにも生かされますよ。たとえば、英語を堂々と話せるようになるし、もっと説得力ある話し方や声が身つくと思います。」

ということで、朗読がもたらす英語学習への効果は、声を出すことでした。

明日以降も朗読の効果のお話を続けますね。(実は昨日とてもためになるコメントをいただきました。英語脳といった言葉の使い方が説明不足であったと反省致しました。ご指摘感謝致します。青谷さんのレポートがすみ次第、お答えさせていただくつもりです。申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください)

さてさて、昨日お伝えしたように、ESUJさんが朗読クラブを作ってくれました。毎月1回開催の予定だそうです。そしてその記念すべき第1回と第2回は、何とカプラン銀座校での開催になりました!しかも青谷さんが担当してくださるそうです!!
第1回:2010年2月10日(水)12:15-13:15
第2回:2010年3月10日(水)12:15-13:15

予約が必要ですが、カプランの受講生、そしてESUJの会員の方はどなたでも参加できます。ぜひお時間を作っていらっしゃってください。ESUJの会員登録はこちらから。

最後にまた先日ビデオで紹介したクリントン・ブッシュ基金へのハイチ寄付金はこちらからできます。

勿論、こちらのジャパンプラットフォームのサイトからでもできます。(ジャパンプラットフォーム(JPF)は、日本の数々のNGO、自然災害等の緊急人道援助を迅速に行うためにNGO、経済界、政府が共同して設立されたシステムです)

さて、皆様のサポートのお陰をもちまして、本日262日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。健康改善は〇で復活しました。(食事と水です!)有難うございました!感謝をこめて

                  
  

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カプラン ジャパン代表 石渡 誠
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石渡 誠  Makoto Ishiwata
南アラバマ大学 コミュニケーション学・英語学 学士号取得。ジョージタウン大学院 英語教授法修士号 取得。帰国後、松本亨高等英語専門学校を引き継ぎ、14年間のフィニックス英語学院の教務部長を経て、カプラン ジャパン代表就任。[ More... ]
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