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羅生門を英語で読んだら、どうなるのだろう?というか、黒澤明の映画は昔見たことがあるものの、原作をじっくりと読んだことは、最近までありませんでした。
今日は以前から告知していた、日本英語交流連盟(ESUJ)による朗読クラブ、本日初回を迎えました。今日の読み物は羅生門ということで、私も楽しみに、先日はじめて日本語の原作をじっくり読みました。(そしてあの映画は最初のシーンだけが羅生門であとは芥川龍之介の別の小説が原作になっているということも、始めて知りました。)
今日の朗読クラブは参加希望者が多く早々と予約が締切られたそうで、満員御礼でした。実は携帯からツイッターで盛況ぶりを写真で送ろうとしたのですが、使い方が分らず「朗読」と2文字だけ意味不明なつぶやきが送られてしまったようです(笑)。
ですので、改めてまずは、こちらの写真から。
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さて翻訳された英文は、今日始めて目を通させて頂きました。コジマタカシさんという方が翻訳されたそうですが、お見事です。もの凄く分り易い英語で、私が日本語でイメージした世界が蘇ってきました。
そして最初に講師であるNHK国際アナウンサーの青谷優子さんが2年前に放送した録音を聞かせていただきましたが、羅生門の世界がこれまた見事に英語で再現されていました。
録音を聞いた後は、青谷さんから5分間の練習時間が与えられました。
「えっ、たった5分間だけでこれ全部練習するの?」と思いつつも私も朗読練習を開始しました。
そして、今回は何と参加者全員が1段落づつ朗読することになったのです。
たった5分間の練習です。それなのに皆さん、英語が大変にお上手な方ばかりで、綺麗な発音でスムーズに読まれて発表されたのには感心させられました。
しかし、同時に私はある事を発見した感じがしました。
それは、やはり日本語と英語の違いです。正確に言えば、漢字とアルファベットの違いです。
原作の羅生門は難しい漢字で埋め尽くされています。読むのには少しやっかいなのですが、漢字のお陰で時代背景や独特のトーンと状況が目に浮かび上がってきた感じがしたのです。
日本語では、同じ言葉でも、例えばひらがなで書くのと漢字で書くのでは伝えるニュアンスが変わりますよね。そして、同じ言葉にあてはまる漢字がいくつもある場合、どの漢字を選ぶかでもニュアンスが変わります。
一方英語は、ひらがなも何種類もの漢字がなくアルファベットが並ぶだけです。
何を言っているかというと、アルファベットの文字に含まれたニュアンスを伝えるのは、読み方がとても重要になってくるということです。
無論、読み上げ方によって伝わり方が異なるのは日本語も同じなのですが、日本語以上に英語の場合は、大変重要なポイントとなるということです。
羅生門のあの怖さ、心を突き刺す何ともむなしい殺伐とした空気は、漢字やひらがなの使い分けがない分、ただアルファベットを読み上げるだけでは上手く伝わらないと感じたのです。
言い換えれば、英語の場合は日本語以上に読み手の「音の再生能力」が必要とされるということです。
私達日本人の英語は、抑揚やスピードの変化に乏しくフラットで単調になりやすいので注意しなければいけません。
そういう意味でも、羅生門の世界を英語で朗読して再生するという練習は、本当に英語の勉強になるなと印象を強くした次第です。
ということで、お待たせしていましたが、明日からは青谷さんから聞いた、8つの朗読練習法をご紹介していきたいと思います。
ぜひまたいらしてくださいね。
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