英語で朗読が出来るようになっていくという、とてもためになる練習法。
リラックスしながらも姿勢を正して、まずはゆっくりと大きな声で読み上げる事。
そして次は声の強さに注意して、いく通りかの強弱、メリハリをつけたパターンを試していく。
ここまでが昨日お伝えした2つのステップ。
NHK国際アナウンサーの青谷優子さんからお聞きした8つの練習ステップ、本日はステップ3をご紹介しますね。
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ステップ3 Practice pausing
ポーズを取る練習をするということですが、念のため posing ではありません。写真を撮られるときにとるポーズはposeで[ou]、こちらはポーズボタンのpause(二重母音ではないオー、発音記号が打てないのであしからず)です。
くだらない事をいうようですが、発音を間違え易いので気をつけましょう。
さて、青谷さんは、ポーズについて、とても分り易い説明をされていました。
"Pause is more than silence. It is vital. It attracts attention and creates tension."
そうなのです。ポーズは大変重要な要素なのです。朗読のみならず、普通の会話でも。もちろん、スピーチでも、ある意味、基本中の基本なのですが、極めていくのは練習が必要です。
そしてセンスを磨いていかなければいけません。
ちょっと話がそれますが、私が面白いなと思うのは pregnant pause という英語。
スピーチなどでは、興味を引くために聴衆に考えさせる一瞬の時間を意図的に与える意味でつかわれます。
ところが、別の悪い意味でも使われます。ある作業が意味なく遅れてイライラさせるような時にも使われるのです。
何を言いたいかというと、ポーズの取り方は微妙だということ。練習なしに上手いポーズは取れるようになりません。
青谷さんは、いみじくも、私が青谷さんの朗読を最初に聞いて感激した、夏目漱石の夢十夜第3夜の例をだされました。
そうなのです。あの朗読が安田登先生の能の舞をほうふつさせるくらいに、英語で素晴らしく表現されていたのは、まさしく間の取り方だったのです。
さて、日本人は英語の発音習得に熱心な人が多いですが、「間の取り方」はさほど重要視されていないのは問題です。
発音以上に、いいたい気持ちを上手く伝えるには Pausingが重要なのです。日本語は一定のスピードでたんたんと話していく言語ですし、「静」に対しての感覚も異なることにもっと気がつく必要があります。
たとえば日本人が英語を読む時、ポーズをとるのはカンマかピリオドの後だけになりがちです。生真面目すぎるくらいに、そこだけしか取らないのは問題です。
場合によっては、ピリオドがあっても続けて読むほうが自然な場合と、何も句読点がなくてもポーズを取るのが自然なことのほうが多いのです。
また、読みあげるスピードも変化に富まなければ、聞き手には通じづらくなります。
私達日本人は、ポーズの時間を取るのは勇気がいることもあり、間の取り方が短すぎになりがちなことと、スピードの変化がなさすぎる傾向があります。
私がスピーチ暗誦の指導をしている理由のひとつは、この間の取り方を会得するのに最適な方法だからです。
なので今回、朗読練習の3番目のステップ、早い段階でポーズが課題として取り上げられたのは、とても嬉しく、素晴らしいことだと感じました。
明日は4番目のステップのお話をしたいと思っています。
さて、ツイッターは、加藤先生が早速いろいろと皆さまへのお答えをつぶやき始めてくれました。ちょっと使い方が分らないようなので、四苦八苦しているようですが(笑)。
どんどん活用してくださいね。私もメル友ならずツイ友(誰かもうこの言葉使い始めているかな)が増えて楽しいです。
それでは。
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