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先月の来日中に77歳の誕生日を迎えられたキースジョンストン先生。即興劇の創始者とお聞きしていましたが、あたかも修行を極められた仙人かのように私には写りました。
まるで異次元の世界から物事を見られているような感じで、ゆっくりと発せられる言葉、そのひとつひとつがとても深く感じられたのです。
キース先生のワークショップについて何回かに渡り書いてきました。そして本日は中でも私が一番心に残ったお話をご披露したいと思います。
これは、現在何かにトライしている私達全員に大変参考になるお話だと思います。ですので少し長くなりますが読んでみてください。ジーンとくるお話でした。そのまま再現してみます。
それは、参加者の方からこの勇気ある質問から始まりました。
「今回キース先生のワークショップに出て、今まで何をやってきたのだろうと感じました。何かやればやるほど難しくなっていく気がしています。インプロを続けると自分に何か良くなる事があるのでしょうか?」
これにキース先生は何と答えたと思いますか?
「実は20年前に私は全盲になると言われたのです」 突然ここから答えが始まったのです。
「医者はすぐに全盲になると言った。でも私がなかなか全盲にならないので医者は相当頭にもきていたようです。『そんなはずはない』と。
一方そう言われた私は、人の絵を描き始めたのです。顔の絵です。私の周りの人達の。目が見えなくなった時に、みんなの顔が思い出せるように。
目が見えるうちに、絵を描くことでみんなの顔を覚えておこうと思ったのです。
5,000枚描きました。1年3ヶ月と3日かかりましたけど。日付を記録していたのでこれは正確な日数です。
結局全盲にはなりませんでしたが、思ったことがあります。。。私は絵が下手だなと。
書いている間、上手くなっている感じがしなかったのです。絵がもともと下手だから200枚書いてもひどい絵しか描けないんです。
でも当り前だと思ってもっと書き続けました。だって、例えば体操選手だったら、5,000回くらい、いやそれ以上の失敗があってはじめて演技が完成するでしょう。
だから最初のひどい200枚の絵を描いたときに、まだ4,800回の失敗のチャンスがあると思ったのです。
そして描き続けていると、気がついたのです。1500枚描いた時に。下手だけど最初の200枚の時よりは良くなっていると。
でも、また50枚くらい描いてみると下手だと感じる。で、また50枚描き続けると、『いいかな』と思ったりして、また描き続ける。
でも次の瞬間、『やはりダメだ』と思う。この繰り返しだったんです。
そして5,000枚描き上げました。そして思ったことは、、、『上手くなった』。
最初の200枚とは全く違うのです。
You cannot get right away. You have to be patient. You just have to do the process.」
ガーンときました。私には。その重みのある言葉に。
最後の英語の部分は「やるべきことをやらずして、何も出来るようにはならないのです。正しいステップを踏むためには、辛抱が必要になるのです」というような意味。
そして最後に質問への答えをこう締めました。
「この『やるべきことをやる』ことが、出来ない人達がいる。それは小さな変化に気がつかないから。大きなプロセスを意識する中、小さな変化、ほんの少しでも良くなっていることに気がつくことが大切だと思います」
いかがでしたか?このメッセージは。インプロだけでなく、全ての道につながる言葉ですよね。
勿論、英語学習にもいかしていきたいものです。以上。
さて、チリへの援助ですが、こちらのジャパンプラットフォームのサイトでは、一口千円から寄付金が送れます。銀行だけでなくクレジットカードも使用できます。
※ジャパンプラットフォーム(JPF)は、日本の数々のNGO、自然災害等の緊急人道援助を迅速に行うためにNGO、経済界、政府が共同して設立されたシステムです。
さて、さて皆様のサポートのお陰をもちまして、本日300日間連続更新となりました!記念するべき日にキース先生の素晴らしいメッセージをお伝えできた事に感謝します。健康改善は今日は△です。(水だけはクリア!)有難うございました!皆さまに感謝をこめて
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