Title.

G8とダボス会議との大きな差

Date. 2010.03.01  /  Category. 英語プラスアルファ
                  
     

ダボス会議でもうひとつお話したいこと。それは、、、

先月26日の「ダボス会議報告会2010」で配布された石倉洋子教授の資料にこうあります。

「私の疑問は、G8サミットの数倍のレベルで世界のマスコミが報道するといわれ、世界に発信する理想的な場のひとつであるダボス会議がなぜ日本であまり報道されないのか、会議に対する日本の関心がそれほどないか、また積極的に参加する人が少ないか、という点である。」
(経済産業調査会会報「リーチレター」2007年10月号)

石倉教授は「近年は良くなっている」ともお話されていたものの、確かにメディアの露出は低すぎます。

その理由としては、①メディアの人達の数も限定されている(日本ではNHKと日経だとか)、②1部の人達だけが出ているイメージがある、ということを挙げられていました。

いずれにしても、私の知る限りでは、NHK、特にBS番組くらいでしか大きく報道されていません。

残念なことだと思いますし、これが日本のメディアの現状を語るいい例でもあると思います。世界的なニュースよりも国内の限られたニュースをどの局も同じように報道しているという。

もっと、例えばNHK BSの「きょうの世界」のような番組や報道がもっと増えれば、日本人の知識や世界観も変わるでしょうが。

しかし、これはある意味仕方がないことでもあります。視聴率を考えれば、日本で報道するためには、やはり日本人が活躍していないと難しいからです。

例えば、大リーグが日本の野球を食うぐらい報道されるようになったのも日本人選手が活躍しているから。今回の冬季オリンピックだって、日本人選手が目立っている競技以外の報道は寂しいものです。

ですので、ダボス会議でもやはり際だって目立つ存在の日本人が現れない限り、大きな報道はされないのでしょう。

逆に言えば、海外ではそのような自国の人物がいるので報道されている。でも日本は悲しいことに、世界のこのような会議でリーダーシップを発揮している人物がまだいないということでしょうか。

ここで、もう一つ言いたいのは、G8のような会議との違いです。G8でも日本のリーダーシップはクエスチョンマークではありますが、発言する場が与えられています。一応それなりに目立つ場は与えられていて、報道する方としてもカバーしやすいと思います。

一方、昨日書きましたようにダボス会議では、自らが発言する場を作らなければいけません。同じく報道する側も、誰をフォーカスしていいのかもわからないかもしれません。

日本人が比較的得意なのは、G8でしょう。それは準備する時間や舞台が正式に用意されているから。ある意味誰よりも周到に意見を磨くこともできます。

しかし、世界の多くの会合ではダボス会議のような場面の連続です。公式の場で、胸襟開いて、自分の意見を率直に交わすということが日本人は不慣れなことが問題です。

宴会や飲み会などでは、無礼講などといって率直な意見を語り合う場を持つことはしていますが、これも又海外では馴染まない習慣ですし、この時のようなフランクさとは又違うフランクさが海外では求められます。

もちろん、ウィットに富んだ即興スピーチや、会話ができる日本人の方も多いわけですが、英語でとなると、、、、?

日本人の発信力を強化するためには、問題が多いようですが克服していかなければいけません。

ということで、明日はその克服法に関してお話したいと思っています。

さて、さて皆様のサポートのお陰をもちまして、本日295日間連続更新したこととさせてもらいます?健康改善は今日も〇です。(水と食事のみクリア!)有難うございました!感謝をこめて

                  
  

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カプラン ジャパン代表 石渡 誠
カプラン ジャパン代表
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石渡 誠  Makoto Ishiwata
南アラバマ大学 コミュニケーション学・英語学 学士号取得。ジョージタウン大学院 英語教授法修士号 取得。帰国後、松本亨高等英語専門学校を引き継ぎ、14年間のフィニックス英語学院の教務部長を経て、カプラン ジャパン代表就任。[ More... ]
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