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TESOLの創設者でもあられるJames. E. Alatis博士との22年前にあった最初の出会いと私の大きな勘違いを昨日書きました。
先週の感動的な再会話をする前に、今日はもう少し昔の誤解話を続けます。
夏学期が終わるまでずっと、2ヶ月くらいもの間、私は誤解していたのです。
でも、それなりに理由もあるのです。
なにしろ博士はクラスには欠かさず出席されていました。教室の後ろに座って見学するかのようではなく、講師のまん前、最前列に座っていたのです。
質問に一番先に手を上げて答えていたり、自らも沢山質問をクラスで講師にしながら。
そして講師のほうも、遠慮するそぶりなど全く見せずに普通に対応していたのです。
なので正体が私に分るわけがありません。
そもそも何ゆえに、博士がクラスに通っていたのか。
その時、クラスメートから答えを聞き驚きました。
それは、こういうことだったのです。
アレイタス博士は、秋の学期から久しぶりに言語習得講座を担当することに。なので最新情報も含めて頭を整理しようと、夏学期の講座参加を決意されたとの事だったのです。
これには参りました。
学会から離れていたならまだしも、その分野の現役の中心人物でいらっしゃいました。にもかかわらず講義を久しぶりに担当するからといって、勉強しなおすことだけでも尊敬にあたることです。
ましてや、わざわざクラスを受講することなど普通は考えられない事です。
しかも、全てのクラスに遅刻もせず出席をされたのです。
そしてそのクラス態度は、あたかも初めて学んでいる生徒かのように積極的で熱心。
うーん。文化的な大きな違いも感じました。
日本でならば、ありえない話ですから。
学会のいわゆる『重鎮人物』が、久しぶりに講座を持つために勉強しなおすと、一般の学生と肩を並べて授業にでるでしょうか?しかも講師のまん前の席に座って、積極的に質問したり答えたり。
ありえないことですが、もし万が一、受講でもすれば、教える講師の方が困ってしまうでしょう。
ところが私の見た光景は、博士よりも半分の年齢にしかいっていないような女性助教授が、あたかも普通の生徒に対するように授業していたのです。
このように、文化の違いは大きいなと感じると同時に、アレイタス博士のお人柄にも尊敬の念を抱きました。
どんな年齢の相手にも、どんなバックグラウンドを持つ人でも、いつもフレンドリーでかつ謙虚な態度で接しているあの姿に。
はじめは、ただの元気のいいおじいさんだと思っていた私ですから、お恥ずかしいお話ではありますが。
とにかく、あれ以来少しでも見習わなければと、心がけだけは保つようにしてはいますが、とてもとても。。。
さて、出会いの部分のお話だけでこんなに長くなってしまいましたが、先週のTESOLでは、本当に一生忘れられない感動的な再会をさせていただきました。
いよいよそのお話は、また今度。
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