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英語マスターセミナー

Date. 2008.07.02  /  Category. 英語マスターセミナー
                  
     

さっそく、「英語マスターセミナー」の内容についてご紹介します。
このセミナーは以下の5部構成になっています。

<第1部>
間違いだらけの日本の英語教育

<第2部>
3か月で達成する「英語で考える」脳の育成

<第3部>
リスニングとスピーキングは最もやさしいスキル
「英語で考える」脳の完成(前篇)

<第4部>
全く欠如している日本人の読み書き能力
「英語で考える」脳の完成(後篇)

<第5部>
世界をリードする英語力を身につけよう
人間力の向上=抽象レベルの高い目標の設定


第1部では、現在の日本人の英語力の現状と問題点を明らかにしていきます。
その後、第2部、3部、4部と具体的な対策と学習法を述べ、最後の第5部で新たな目標点設定の指針と到達するために必要なことをまとめて終了します。

次回からこの順番に従って、少しずつ内容をご紹介していきます。

             
  

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<第1部>
間違いだらけの日本の英語教育(1)

Date. 2008.07.15  /  Category. 英語マスターセミナー
                  
     

先週、洞爺湖サミットが終了しました。
温暖化、食料問題など世界どの国にも共通の最重要課題を
G8国だけでなく、サミット歴史上最大の22カ国もの首脳同士が
直接討論できたことは意義深いと個人的感想を持ちました。

ただし、残念ながら、海外でのこのニュースの取り扱いが
寂しいものとなっていた事実を踏まえると、福田総理はじめ
日本のリーダーシップと発信力の弱さを残念にも感じました。

世界での日本のプレゼンスの弱さはG8以外の
国際的会議でも感じられます。

たとえば、ひとつ挙げるとスイスで毎年1月に開催されている
ダボス会議。世界経済フォーラムといわれますが
経済のみならず、教育や環境、科学技術や国際紛争など
幅広いテーマのもとに各国首脳はじめ政治家、
大企業最高責任者、学者、ジャーナリストが集い
約1週間討論を重ねます。

今年も世界で著名な各界のリーダー2,500人もの
参加者を集め温暖化対策と国際紛争を主要課題として
行われました。

温暖化対策を日本がリードすることを訴えるべく、
福田首相も1日だけ参加して演説をしました。
しかしメディアの注目を集めるには至らず、
他国からの参加者の意見のみ
大きくクローズアップされていました。

英語圏の国だけでなく、ヨーロッパ、ロシア、アジア、
中東からの多くの参加者が英語で積極的な意見交換をするなか、
日本人はなかなか中心的な存在になれないようです。

日本の発信力を強化するためには、英語力は武器となりますが、
現状は大変厳しいものとなっています。

果たして日本の政治家で英語が出来る人は
どのくらいいるのでしょうか?

名前を挙げるのにも苦心してしまうほど、
なかなか思い当たらないのでしょうか。
政治家だけでなく、官僚、経済人含めて、
日本をリードする役割を担っている方々に焦点をあてても
「英語が出来る人」は、本当に珍しい存在となっています。

これは、世界的な標準で見ると全く異例なことです。
諸外国ならば、「英語が出来ない人」を探す方が、
難しいといっても過言ではないからです。

国をリードする職務にたてる人は、いわゆるエリートで
高学歴者が多く、当然「英語」を含む全ての教科でも
優秀な成績を収めているからです。

勿論、このことは日本も同じです。
しかし異なるのは、「教科としての英語が優秀」
であったことと、「英語そのものが優秀」であることが
全く違うということです。

この明らかに異常な英語教育を一体いつまで日本は
続けるつもりなのでしょうか。
根本的な問題点に触れずに続けられる
「小学校英語教育」や「受験英語変革」など、
小手先だけの不毛な討論には終止符をうち、
抜本的改革が必要だと痛感します。

まずは、現状をしっかりと見つめ、原因を分析して
解決法を見いだすことが必要です。

「世界では、ネイティブだけでなく、いろいろな国民が
英語を話している訳だから、日本人英語でも、
日本語なまりの発音でも十分通じる」
などという人も多くいますので、
次回は、世界との比較から日本人の英語力を
検証していきたいと思います。

             
  

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<第1部>
間違いだらけの日本の英語教育(2)
日本人の英語力を検証

Date. 2008.09.09  /  Category. 英語マスターセミナー
                  
     

前回の英語マスターセミナー内容の紹介から、
時間が空いてしまいました。
更新への熱いご希望のコメントもいただいています。
ありがとうございます。

それでは、引き続き日本人の英語力の検証に入ります。

私達は次のようなことをよく耳にします。

「英語はネイティブだけのものではない。
世界中で使われている。ヨーロッパの人々だけでなく、
アジアでも、例えば、インド人やシンガポール人も
自信を持って訛りのある英語を話しているではないか。
私達日本人ももっと自信をもって日本人英語を使うべきだ。」

正直、このような意見で欠けがちなのが、
現状認識の甘さかもしれません。
あたかも他のアジア人の英語力を自分達の英語力より低いか、
同等に考えている節が見受けらるからです。

実際のところは、インド人やシンガポール人の英語と
比較すること自体が、いささか傲慢でおこがましい事かと思います。

現状認識手段として恐らく、最も適当なのが知る人ぞ知る
TOEFLテストの結果です。

主に欧米の大学、大学院が入学審査の基準として
使用しているテストで、世界中のノン・ネイティブスピーカーが
英語力を証明するため受験しています。

現在はスピーキングテストがあるiBTと呼ばれる
第3世代になり、満点は120点です。
学校によって基準は違いますが、大学合格には70点以上、
大学院には100点以上が望まれます。

毎年、国別や母国語の言語別に平均点がテスト制作元の
ETSより発表されるので、世界レベルでの比較には、
最も適していると思います。

さて、その結果を単純にまとめると、
日本人の平均点は際立って低く、
毎年世界で最下位を競うレベルです。

iBTとなってからも既に2006年度、2007年度の2回、
国別平均点が発表されました。
ちなみに、全世界の受験者の平均が80点弱で、
過去2年それぞれ102点、103点を取ったオランダが両年とも
国別で世界トップに位置しています。

さて、日本の受験者の平均はというと、
両年度とも、65点に留まっています。
これは、世界で最も低いレベルなのです。

参考までに、お隣の韓国は、1年目が72点、2年目が77点と
世界平均点近くまで向上しています。
インドにいたっては、それぞれ91点と84点、
シンガポールはさらに上のレベルで、
両年とも100点となっています。

これだけでも、これらの国の人々の英語と日本人の英語とを、
同じ土壌で語れないのがあきらかでしょう。

私は過去2年とも、ETSがこの結果を公表した米国での会合に
参加しました。
余りに日本の平均点が低いためか、
ETSも苦しい弁護をせざるをえないようでした。

曰く、「日本の点数が際立って低く出ていますが、
これは日本人の英語力が低いということではありません。
本来大学以上の入学審査として適切なTOEFLですが、
日本では高校入試にも使われているからです。』

実際には、日本の高校入試として普通使われていない事は
皆さんご承知の通りです。
一部そのような若い受験者を含んでいるのは事実ですが、
それが、8万人以上いる日本人受験者の平均点を下げている
主因にはなりえません。

日本国内の弁明としては、『日本人は受験者が多く、
英語ができない人が多くいから。一方他国では、
一部のエリート層で英語が出来る人が受験しているため』
等々の反論がよくされます。

こちらも事実と異なる弁解です。

ほぼどんな人でも受けられる(もしくは受けさせられている)
TOEICと異なり、日本人の中でもTOEFLを受験する人は
それなりに限られた人達です。

また韓国は日本の人口の4割にしか満たないのに、
その韓国の受験者の総数のほうが、日本を上回っています。

確かに、ほぼ限られた『エリート層で英語が出来る人』のみが
受験している国も多くあるでしょう。
しかしそれは、英語はもとより、高い教育を受けている人自体が
限られている事情からです。
日本の場合、受験者は英語を含む、高等教育を受けている人達
ばかりですから、平均点の低さの弁明にはなりえません。

ここは、残念ながら日本人の英語力が
決定的に欠如していることを素直に認めるべき
なのではないでしょうか。

このように、現レベルでの『日本人英語』で満足せず、
抜本的な対策を練らなければいけないと考えるのですが、
その前にもう少し現状認識を高めるためのディスカッションを
続けたいと思います。

それでは、また次回に。


             
  

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マスターセミナーへのコメント 1

Date. 2008.12.11  /  Category. 英語マスターセミナー
                  
     

偶然にも、すぐコメントいただいたお2人とも
参加された理由は、以前私のブログで
「スピーチをよく勉強している方のブログ見つけました」
でもご紹介したatussyさんのブログ記事を
読まれたからだそうです。

もともとは、私のほうがatussyさんの学習情熱に
感動してコメントをいれさせていただいたものです。

その後、私がお誘いしたわけではなかったのに、
ご自身で私のセミナーのことを調べてくれたのでしょう。
参加してくれて、ご本人と嬉しくお会いすることができました。

そしてセミナーの感想をすぐにブログに書いてくれたのです
2人が前回のセミナーに参加してくれたのはこの記事を
読んだからだそうです。

さて、驚いたのはおふたりとも当日のうちに
コメントだけでなく、各自のブログにセミナーの感想を
書いてくれたことです。

4時間以上にも渡るセミナーでさぞ疲れていたでしょうに、
その早さとタフさに正直感銘いたしました。

ブログはKoromuchiさんの「TOEIC 夢の900点を目指して」
Hummerさんの「独学でTOEIC990点を目指す!」というものでした。

今回初めて拝見させていただきましたが、
このお2人の今までの学習量は凄いと、
さらにさらに深い感銘を受けました。

Koromuchiさんは2年間でTOEICスコアを220点から
750点まで上げたそうです。仕事と家庭の両方を
大切にするために数々の工夫をしながら、
努力を重ねている英語との格闘記が
日々綴られています。

Hummerさんも2年間の猛勉強の結果、
980点をとったとのこと。感服したのは、
ご本人の学習態度は勿論ですが、
同じように頑張っている人達とコメントを出し合い、
常に励まし合い、称え合い、戦っている姿です。
(なにやら互いに戦士と呼び合うほどのようです)。

atussyさんも含めて3人に共通して思うことは、
実行力が素晴らしいということ。
今や超著名人となった勝間和代さんの最新著書
「起きていることはすべて正しい」
書かれてあるお言葉を借りると
「メンタル筋力が強い」人達だということです。

ちなみに、勝間さんは私が今、最も日本で
尊敬する方のひとりです。
ご著書も全て読み、4回ほど公演も
聞かせていただいています。

勝間さんは常々インプットとアウトプットの両立の大切さ、
特に、学んだことを即実行に移すことの
重要さを力説されていて、
英語学習にも直結することだと感じていました。

今回の「メンタル筋力」という言葉は、
その両立を可能にする、
まさに英語学習に必要な筋力だと
読んで感じていましたところ、
彼らを見て「メンタル筋力」が抜きん出ている
人達だと感じた訳です。

セミナー中も、彼らは真剣に聞く姿勢が
際立って素晴らしく、話し手の私もさらに
本気になりお話しすることができました。

負けずに、私も「メンタル筋力」を
高めていくつもりです。

ありがとう。感謝を込めて。

             
  

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<第1部>
間違いだらけの日本の英語教育(3)
日本人の英語力を検証

Date. 2008.12.16  /  Category. 英語マスターセミナー
                  
     

前回から又間があいてしまいましたが、
TOEFLスコアの話しから再開します。

受験者の国別リストを見ると、
実に約200カ国にもわたっています。

200カ国くらいが参加するというので
思い出すのは、オリンピックです。

今年の北京オリンピックでは、
確か金メダル数が減ったものの、
世界8位だったかと思います。

メダルの数で世界何位とかは、
メディアも騒ぎますが、
もう少し、TOEFLの結果なども
上げるように社会全体が気にした方が
いいかもしれません。

なにしろ、英語にかける時間や、
エネルギー、お金、情熱、
どれをとっても恐らく日本人は
世界で1位でしょう。

ちなみに、国際コンサルタントで
私が大好きな日本人のひとり、
 ショーンKさんの最新著
『「自分力」を鍛える』を読みますと、

日本人の平均英語学習期間は8年間であり、

世界1位の長期間というデータもあるそうです。

それがこの結果だということは

おかしすぎるし、悲しすぎます。

日本人にとってもともと英語は

そんなに難しいものなのでしょうか?

私は断言します。

『世界でもトップレベルの英語力を
日本人なら身につけられる』と。

しかしそのためには、
考え方を改める必要があると思います。

             
  

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南アラバマ大学 コミュニケーション学・英語学 学士号取得。ジョージタウン大学院 英語教授法修士号 取得。帰国後、松本亨高等英語専門学校を引き継ぎ、14年間のフィニックス英語学院の教務部長を経て、カプラン ジャパン代表就任。[ More... ]
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