英語上達への秘訣のブログ記事

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留学終了=英語学習終了?!

Date. 2011.10.21  /  Category. 受講生紹介英語上達への秘訣
                  
     

「英語力と発信力を鍛える」ということに特化して教えていますが、私の喜びは幅広い層の人達に来てもらっていることです。年齢、経験は勿論のこと、英語力もいろいろなレベルの方達が来ています。

何を聞いても何も分からないというような、初心者レベルの人達を教えることも楽しみです。出来るようになる喜びも大きいですし、その喜びを過程でいくつもシェアできますから。

そして、初心者もいれば、英語教師や通訳など英語のプロまで来てもらっているのが、私のスクールの特徴だと思っています。

また、英語力が有る無しに関わらず、中には留学経験や海外経験が長い人達も多く来てもらっています。昨日エッセイをご紹介した、横澤惠子さんも、アメリカでの勤務経歴がありましたが、たくさんの方から「刺激を受けた」とコメントも頂きました。

なので、今日も、もうひとつエッセイをご紹介したいと思います。今週から入学された板垣さんは、米国でMBAを取得して、その後1年間現地での勤務経験がある方です。

留学をすれば英語力がつくと、多くの人が考えがちですが、「留学終了=英語学習終了」ではありません。むしろ、留学や海外勤務経験などは、英語学習の「きっかけ」にすぎず、その後の学習が大切と考えるべきだと思います。

横澤さんの場合も、TOEICはほぼ最高得点の980点まで取られているのですが、もっと違ったレベルでの英語学習を開始されました。板垣さんも、さらなる高い目標を掲げての挑戦をしているのですが、謙虚で素晴らしい姿勢が、このエッセイからだけでも伺えるのではないでしょうか。少し長いですが、全文ご紹介します。ぜひご一読下さい。

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先日10月10日(月)の1日セミナーに参加させていただき、ありがとうございました。セミナーの感想は(のちに詳細を述べますが)一言でいえば、英語学習に関する新しい発見が多かった驚きと、素直にとても楽しかったという思いです。また何よりカプランで学ばせていただきたいと、強い思いを抱くようになりました。

順番が前後し恐縮ですが、私自身のことを少し話させていただきたいと思います。私は10年ほど前にアメリカに3年ほど住んでいたことがあります。大学院に2年行ったのち、現地の日系企業に1年勤務しました。カリフォルニアのオレンジカウンティという、海のきれいな場所で開放感に浸って楽しい日々を過ごしました。英語はあまり積極的でなかったため、それほど上達しませんでした。

帰国後は私の英語力でも、日本では仕事に困るような状況はありませんでした。上手とは言えないが、困るといったことはありませんでした。現在も会議などで知っている同じ表現を使いまわして、大きな問題もなく過ごしているといえば、そうかもしれません。

しかしながら昨年春ごろより、海外との方と仕事をさせていただく機会が増え、業務で使う英語だけではなく、食事などに出る機会にも恵まれることとなりました。そんな機会を楽しいと思うことができず、会話の内容が乏しいことに徐々に違和感を覚えるようになりました。なんとなくお互いの共通の仕事の話題に、いつも会話がもどってきているのです。せっかくアメリカに3年もいたのに、お互いの最近の興味のあることを話したり、日本の素晴らしい文化を紹介したり、相手の方の国のことを聞いたりといった、楽しく話すことができていないことに焦りを感じるようになりました。

もちろん仕事でも、今までとは異なるレベルのことも要求されてきており、英語でのコミュニケーションの壁を感じていました。海外で3年間懸命取り組んでいればできていることが、できていない自身に対して苛立ちを覚えるようになってきました。そのような思いから、再度英語に必要性と興味を持つようになっていました。

状況を挽回すべく、昨年夏から英語の学習を再開し、通常の英会話の学校に半年通ったのですが、教科書を朗読しているだけのような感じで、どうも何か身についているといったようには感じられませんでした。結局半年で英会話をやめて、自身で新聞を読んだり、英会話・英文法の教材をまめにやってみるようにしました。しかし残念ながら自分がやっていることが、正しいのか?伝わるのか?すらわからず雲を掴んでいるような状況です。また一人で学習することに面白みも感じていませんでした。

そんな状況でしたので、英語を学べる環境を常日頃から探していました。何校か英語の学校を訪問もさせていただきましたが、残念ながら私の印象に留まるところはありませんでした。会話文を読み・暗唱したりといった通り一遍の授業が主な印象を受けました。

そんな中ふとした拍子にカプランのホームページにたどり着き、石渡先生のスティーブ・ジョブスのスピーチに関する紹介と、吉田さんのスピーチを拝見しました。同時にさらにあちこちリンクを探っていくと、石渡先生・カプランの英語学習に関する考え方に興味を持ち、この学校であれば私の必要とするものがあるのでは?と思うようになり、セミナーに参加させていただく運びとなりました。

参加させていただくにあたり、どのような授業を行っているか?どのようなことが学ぶことができるのか?といったことが当然ながら私にとっても最大の関心事でした。そんな疑問はセミナーの中で早々になくなりました。

セミナーの各々の授業や他の生徒が学んでいる光景・雰囲気を通して、カプランでは技術や奇を衒わず、英語を学ぶことができる環境が整っていることを肌で感じることができました。

ALLで4行の会話を徹底的に発音・イントネーションを直していただいたことに、たくさんの新しい発見が、あのたった4行の会話の中にありました。英語の発音のエッセンスを初めて学んだ機会でした。加藤先生の生徒に譲歩することなく、きちんと指導いただく姿が印象的で安心感を与えてくれました。

MISでは、幸運にも発表させていただく機会をいただきました。私の発表の中で改善したほうがいい部分を何度も石渡先生に指導いただいたことは、とてもありがたく思っています。残念ながら今までそのような指導していただいたことはありませんでした。また指摘いただいた内容も、英語の発音だけでなく、声の出し方、立ち方など、本当にどうすれば説得力のある発信ができるか、ということを教えていただいたように感じています。やはりフィードバックなくして上達は難しいものです。また英語だけでなく、その周りの、もっと大切な部分をも指導いただける環境が同時にあることに驚きました。今回指導いただいた内容を修正し、今後も一つ一つ積み上げていけば発信力は高まるだろうと感じることのできる瞬間でした。

またProjectworkでは英語で話すことが要求されるばかりでなく、チームの中で一体感みたいな感じを抱けたことをうれしく感じました。ただ単に講義を受けるだけでなく、このような環境で仲間意識を培いながら学習することができれば、長く英語学習を続けていけるではないかと思えるようになりました。その日に知り合った10人が皆でObamaスピーチを、学芸会の発表のように共感を覚えるような経験が楽しく感じられました。これにはもちろん先生方のこまやかな気遣い・指導があってのことです、そのような空気にふれられてことも同時に大きく共感できる部分でした。

石渡先生の最後の講義ではWebで拝見したとおりの教育に対するポリシー、熱い思いを肌で感じることができました。これが最後の決め手となり、ここに志望理由を書くに至った次第です。

先日のセミナーに参加して、カプランではフィードバックがあり、課題があり、アウトプットが求められ、継続できる環境などなど、私の英語学習にとって必要なものが揃っていると感じました。先にお話ししたとおり、私なりに各種検討しました。結果、カプランで学ばせていただくことが私の英語学習に最適であるという結論に至りました。
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板垣さんは、11月6日の発表会では、ドラマ「美女と野獣」で早速登場します。本当に色々な人がいて、色々な意味でも、とても濃い発表会になりそうで、こちらも楽しみにしています。

             
  

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学習動機を大切に

Date. 2011.10.20  /  Category. 受講生紹介英語上達への秘訣
                  
     

ここ数週間、とても忙しくなって嬉しい悲鳴をあげています。お陰様で、月曜日からは、首も懲りすぎて固まってしまい曲がらず、ちょっとPCに打つのもつらくなっているのですが、こんな時こそ、また受講生の熱い声もいくつかお伝えしようかと思っています。

忙しくなっている主な理由は、入学希望者の方達との面談です。毎日何名かの方達と面談を重ねているのですが、素晴らしい人達との出会いに感謝しつつ、エールを送っています。

何事も初心忘れずべからずですね。まずは、しっかりと学習の動機と意気込みを確認して、それを大切にさらに高いレベルを目指してもらうために、エッセイ提出と私との面談を課しているのです。

エッセイは、本人だけでなく、読んでいる人達の励みにもなると思うものばかりで、本当は毎日でもご紹介したいのですが、今日はこちらを。先月末に入学された横澤惠子さんからのエッセイです。

お仕事もお忙しそうですが、1日英語漬けコースの翌日に早速面接して、即受講を開始。そしてその週末は、授業終了後に、南三陸町へボランティアに行るなど、エネルギッシュで明るく、前向きな姿勢には、私も心を打たれています。

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昨日の1 Day セミナー、私にとって衝撃的でした。中学生の頃から英語を勉強することが好きで、高校生のときにはニューヨークの国連本部を見学し、そこで働く日本人女性の話を聞いて、海外でプロフェッショナルとして働く女性の格好良さに魅入られ、自分も英語を勉強してグローバルに仕事ができる人間になろうと決意しました。

大学卒業後は外資系の会社に就職して、6ヶ月間アメリカへの赴任を経験し、日系の会社に転職してからも、時々、海外事業所のメンバーと電話やテレビ会議で英語を使って会話をする機会に恵まれました。また仕事以外にも、英会話スクールに通ったり、会社の研修を受けたりしながら、ずっと積極的に英語を学んできたつもりでしたが、なかなか英語が十分なレベルに達せず、なぜだろう、と思っていました。

昨日のセミナーを受けて、それは当然のことだったと気づきました。

まず、これまでは、目指すレベルが「TOEIC満点」や「電話会議をするときに通じるレベル」など、低いレベルに留まっていました。また、勉強量の点でも、英会話スクールは週に2回、50分のレッスンを受けるだけでしたし、独学での勉強も「ビジネス英会話」のようなテキストについているCDを通勤中に聞いたり、時々英語のニュースを読んだり、英語の音声を聞いて真似してみたり、という具合で、まさに中途半端な勉強に終始していました。

「無理なく、時間のあるときに勉強して、少しずつ英語ができるようになったらいいなー」という程度の気持ちでいたと思います。

今回、セミナーの受講前に、石渡先生のブログ「英語をモノにする心構え」を読んで、はっとしました。言い訳は一切なしで、本気でやらなければ、英語が本当に身につくはずはない、私は今まで英語を勉強してきたつもりだったけれど、ここまで英語を一番に優先してきたことはなかった、と気づかされました。

また、セミナーの最後に石渡先生にお話いただいた、「英語の学習を通して、人間性を磨く」という点も大変共感できました。言葉を通じて表現されるものは、今の自分の大きさ、深さを超えることはないと思います。セミナーの中で石渡先生のスピーチを聞いて、自分もこのように、力強く人にメッセージを伝えられる、人の心を揺さぶるようなスピーチができるようになりたい、とはっきり意識しました。セミナーでカプランのメソッドを体験して、これらを実直に本気で続けていけば、たしかに「ネイティブを超える英語力」を身につけられるだろうと実感しました。

また、個性的で楽しい先生方がたくさんいらっしゃるところや、高い向上心を持つ他の生徒たちと切磋琢磨しながら英語力を磨いていけるところも、他の学校にはない大きな魅力です。何より、英語教育に対する石渡先生の強い思いに共感し、ぜひこの学校で自分も英語力と人間性を磨きたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします!
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早いもので、入学されてから、もうすぐ4週間です。家庭と仕事の両立に加えて、本格的な英語学習と大変なことかと思いますが、いつも朗らかな笑顔で頑張っています。素晴らしいです。

さて、このような心構えで受講している他の皆さんの奮闘ぶり?も、11月6日の発表会でぜひ見に来てくださいね。横澤さんは、ドラマティックディベートに参加していますが、果たして誰の役で登場するのか、私も楽しみにしています。

             
  

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スティーブ・ジョブズのスピーチ練習法

Date. 2011.10.11  /  Category. お勧め学習サイト・教材英語上達への秘訣
                  
     

EnglishCentral さんを利用しての宿題を、私のクラス(MIS)で出していますが、今週からはSteve Jobs のスタンフォード大学でのスピーチを再課題としています。

以前はEnglishCentral さんではスピーチの一部のみでしたが、今は、こちらにあるように6ヶ所に分けて全編を練習できるようになっています。
steve englishcentral.jpg

全てのセリフ、単語がチェック出来るだけでなく、自分の読みを録音出来て、しかもそれを無料で添削・採点してもらえます。

一つアドバイスとしては、ビデオお再生する時に画面上のカタツムリマーク(Hear Slower)をクリックして見ることです。

適当に録音するのではなく、まずは、しっかりと音を捉えるために、ゆっくりめで何度か聞いて、シャドウイングをした後、録音にチャレンジしてみてくださいね。

また、内容をさらに理解するために、お勧めなのが石渡淳元さんのこちら英写塾ブログです。

先週金曜日から、このスピーチの背景や、内容を細かく解説してくれています。(何度かお伝えしていますが、淳元さんとは血縁関係はありませんが、私が尊敬する方です)毎朝更新されていますので、ぜひご覧ください。

さて、連休は昨日で終わりましたが、英語漬け1日体験コースも楽しかったです。本当に熱心な方達ばかりで、山形から通学も検討されて参加された方もいらっしゃいました。

昨日は、遠方から通学を始めた方達が多いとお伝えしましたが、名古屋からも入学された方がいることを書き損じていました。失礼いたしました。

そして昨日の面接で、この1週間で茨城県から3人目となる方の入学も決定しました。先月19日に1日体験コースに参加した英語講師をされている白土枝里さんです。

英語を機械的に覚えて話す練習をするのではなく、まず英語は感じて、考えて話すことを大切にしている私達の教え方に、最初は戸惑われたようです。しかし、頂いたエッセイにあるように、英語だけでなく、生き方に対しても大きな気づきにつながったとのことでした。

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1.一日体験の感想
参加する前に想像していた内容ではなかったので、はじめは、とても残念な気持ちでした。短時間でテンポよく息つく暇なく訓練される研修内容を思い描いていました。プロジェクトワーク1のドラマのクラスで、英語を使わず、体だけを動かす時間は無意味にしか思えず、プレゼンテーションが心配でした。

しかし、特別努力をしたわけでもないのに、最後にはプレゼンテーションが出来、自信がつき、不思議な感覚がありました。同時に、自分の力のなさを強く感じましたが、その中で自分を出せたことが、セミナのーのテーマでもあった発信力を鍛える事が出来たのだ思います。

石渡先生を信じ、素直に実行していった結果、他の先生方が石渡先生のような素晴らしい魅力のある方ばかりである事実を、たった一日にのセミナーで強く感じました。

2.入学希望の理由
海外語学留学に行って、自分の力が10年前とあまり変わらず、このままでは何も変わらないと感じ、はじめは合宿英会話に興味を持ち始めた事がきっかけで、本気で英語を学べる場所を探していました。

先生の英語学習法トークやブログのお言葉は、今まで出会ったどの言葉よりも胸に響きました。

10月から12月は毎年忙しい時期で、これから忙しくなるから落ち着いてから。。。。と考えていた私には、Problems are opportunities. という言葉は、私自身を強くしてくれました。仕事でも、この言葉を何度もいい聞かせて、前向きに捉えるようにしています。

結婚してからは、仕事を辞めようかと迷っていた時にセミナーに参加したので、自分で稼ぎ自立する必要性を感じ、お金がないから学習できないという言い訳を作れなくなりました。いつも弱音ばかりの自分がとても強く感じました。

英語を通して、人間性を高めることが出来る学校に是非入学させていただきたいと思います。
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早速、明日のMISではスピーチもするつもりで参加してくれるそうです。家からは片道3時間かかるそうで、大変だと思いますが、きっとこれからも、たくさんの発見と喜びがあるはずです。楽しみながら、問題もアドバンテージに変えていきましょう。

このように遠距離通学をされている人達と比べれば、東京近郊に住まいがある人は本当にラッキーですよね。でも、それに甘えず、遠くから通う人達に負けないように頑張ってくださいね。

             
  

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英語力をつけるのが楽しい理由

Date. 2011.10.01  /  Category. 英語上達への秘訣英語学習相談室
                  
     

英語の実力をつけていくことは楽しいのです。昨日は、今頑張っている人達の生の声をお届けしましたが、今日はこちらのあるコメントに答える形で説明加えたいと思います。

ちょうど1週間前に書いた「TOEFL iBTは優しいテスト」に頂いていたコメントです。

実は、こちらで取り上げたリスニング力を上げるのに、オーディオブックは、、というコメントには、続きがありました。

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「本とかも同じで、要するに洋書を読んでおけばリーディングとかライティングのセクションの点数は上がるけれど、でもそもそも日本語で本をいつも読む習慣がない人に、洋書で本を読みましょうというアドバイスは、無意味だろうという気もする。

テストの勉強してるからテストの勉強で苦しむんだというのは、個人的にすごい納得がいくし、実際英語を使う習慣がつけば、別に勉強しなくてもテストで高得点が取れると思う。

ただ、そもそも論として、多くの人は別に日本語でも本を読んだり、オーディオブック聞いたりする習慣がないんだから、だったらテスト対策するほうが、短期的に辛いけれど、結局トータルで見て楽なんじゃないかなと。」

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あまり読書習慣が無い人に、いきなり洋書を読むように指導するのは強引だというのは同感です。ただし、この部分のコメントについて、書きたいことが3つあります。

まず1つ目は、、、
確かに洋書を読むことはいいことですが、オーディオブックと同じく、まず洋書を読むことが近道だとは、私は考えていません。

英語力をつけていく過程やレベルに応じて、学習内容は当然異なってきますが、大きな流れとしては、前回お話したように、まずは話せるようになることが大切だからです。

スピーキング力を上げることで、リスニングだけでなく、リーディング、ライティングの能力も高めていけるからです。また、同時に言えるのは、4技能は密接につながっていて、どれが欠けても高いレベルの英語力は望めないということです。

そして、その中でも、特に読む力を高めることは、全体のさらなるレベルアップには欠かせないことだといえます。ですが、新聞、雑誌、はたまた演説原稿など、読み物は様々あるので、レベルや興味により、洋書以外のものも選べると思うからです。

そして2つ目は、、、
「日本語でも出来ないことが、英語で出来るようになる。そして英語で出来るようになると、日本語でも出来るようになる」という、そんなダブルな楽しみが、英語習得の過程で味わえるということです。

分かりやすい例は、人前でスピーチをするということ。日本語でも、苦手としている人や、あまり経験をしたことが無い人も多くいると思います。

このような場合、日本語でスピーチが出来るように学ぶことより、英語で出来るように学んだほうが早いことがあるのです。

英語は外国語、間違えても当然と、ある意味開き直れますし、一から順を追って学べますから。そして、英語でスピーチが出来るようになれば、即座に日本語にも活かされて来るのです。

読むことも同じで、英語ならある意味リセットして学びなおすことが出来ます。英語的なクリティカルな読み方なども身につくと、日本語で読む能力の向上にもつながります。また同時に読むことの喜びや、読書習慣をつけることにも繋がってくるのです。

私の場合などは、その典型で、英語が出来なかった時代から、そんな二重三重の喜びを感じられたのも、英語学習を続けられた理由でした。

最後3つ目に書きたいのは、、、
「トータルで見て楽」なのは、やはりテスト対策ではない、ということです。

これは、どこまでをトータルと見るかという話しにも戻ります。英語テストでのスコアが必要な人に求められているもの、それはスコアに裏付けされた英語力のはずです。

たとえスコアが上がっても、そのスコアに期待されている、英語力が伴わなければ、さらなる苦労が待っているわけです。

また、スコアを上げることで、英語力が上がることを期待している人も多いと思いますが、その期待が裏切られれば、苦労も水の泡となります。

その上、元々例に挙げていたTOEFLなどある一定の高いレベルが求められるテストになれば、スコアアップもテスト対策だけでは無理も生じます。

すなわち、英語力をつけるまでをトータルと見れば、テスト学習により、そのような力をつけるのは楽であるはずがないのです。もし、万が一、そうであれば、日本人の英語力は世界でトップ水準となっているはずなのです。

でも、そうではない。それが問題と考えて、「TOEFL iBTは優しいテスト」という話しをしたのです。

最後にまとめます。

英語力を付けるのは楽しいのです。辛い経験ばかりでは決してありません。

なぜなら、しっかりとやるべきことを実行すれば、想像する以上に、短期間で英語力はついていくものだからです。

想像する以上に、楽にスコアアップもできるからです。

そして、想像する以上に、相乗的な効果や喜びも体験していくことができるからです。

だから、皆さん、勇気を持って、英語力がつく学習を実行していきましょうね。

             
  

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英語力をつけるための重要素

Date. 2011.09.28  /  Category. 英語上達への秘訣英語学習相談室
                  
     

どんな英語能力テストにも通用するような、英語の実力をつけることを推奨しています。それでは、どのようにすれば、そのような英語力がつくのでしょうか。

もちろん学習方法は様々ありますが、基本的に必要な要素、また気をつけなければいけないことがあります。

本日も、「TOEFL iBTは優しいテスト」に頂いた質問にお答えしながら、その点をいくつか明らかにしたいと思います。まずは質問から。

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Q. 私も、今、TOEICの点数をあげることが大きな目的ですけど、いまだにTOEICをうけたこともなく、ただ毎日
- 大量の英文を読む
- 英語ディベートを行う
の二つだけをやっています。これはTOEIC対策につながりますか? 英文法の習得もしないといけないなと、思っていますが。
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「TOEICの点数をあげることが大きな目的」でありながら、直接的な対策でなく、ご自身で英語力をつける努力をされているのですね。

英語力をつける基本は、インプットとアウトプットの充実とバランスです。なので、少なくともこの両方を日常行われていることは、大きなプラスですよね。

特にディベートなどは、4日前にも書きましたが、英語学習にも最適な練習方法のひとつです。ディベート、ひとつとっても、インプットとアウトプットの充実とバランスも、望めます。

ただし、気をつけなければいけないことが3つあるかと思います。


一つ目は、、、
英語で考えているか否かということです。

端的に言えば、英文を読む時に、日本語で解釈していてはいけません。英文は英語のまま理解しているか、読んでいる内容に関しての、自分自身への問いかけも英語で出来ていることが大切です。

もし、読んでいて知らない単語に出会ったとき、英和辞典を使用しているのなら、まずはそこから変える必要があります。大量の英文を読める人なら、すぐにでも、頼るのは英英辞典だけでよくなるはずです。

ディベートをしている時も同じくです。たとえば、スピーチも英語で考えて、そのまま発表する練習が必要です。日本語でまず考えてから、英語に訳したり、置き換えていくのは避けたいところです。

また、ディベートはまさしく思考のゲームでもあります。考えることだらけですから、英語で考える絶好の機会です。

なので、打ち合せの時間も含めて、全て英語で話し合うことが一番効果的ですよね。ところがどうでしょうか。普通は次に2番目のポイントとして絡むことですが、日本語で打ち合せ等を行なっていることが多いようです。

その気をつけたい二つ目のポイントとは、、、
英語力を鍛えることを主旨としているか否かです。

ディベートなど勝敗や成果が問われるものは、結果にばかり気が行きがちです。それだから楽しいという点もあるのですが、英語力をつけることを目的としているならば、気をつけなければいけません。

よく見受けられるのは、ディベートに勝つためのテクニックや知識の習得に気を多く取られて、しかも、それらを日本語で行なっている状況です。

たとえば、ディベートマッチに出されるような主題や論点を予想したりするところから、なにやら「テスト対策」ならぬ、「ディベート対策」に追われているような光景も見受けられます。

どうしても勝敗や成果にばかり気が取られるので、結果を求めて日本語で行なっている場合が多いようですね。

学生をはじめ、英語を学ぶためにディベートをしているのなら、それでは主客転倒ですよね。もちろん、対策も全て英語でするならば、逆に「英語で考える」ための、いいトレーニングになるのですが。

いかがでしょうか。「日本語でも出来ないことや知識やがないものは、英語で出来るわけがない」というような、俗説もありますが、私はこれにも異論があります。

それについては、また別に頂いていたコメントをご紹介しながら、次回にでも答えていこうと思います。

さて、3つ目に気をつけたいことは、、、
より正確に言葉が使えるように学習しているか否かです。

英文を大量に読むことは、インプットとして大切なのですが、時に例えば、使えるような表現を意識して習得していくことが望まれます。

同じように、ディベートに関しても、発音や言葉の使い方の向上を意識することが、大切だと思います。

これは、「英文法の習得もしないといけないなと、思っています」という部分にも関わることなのですが、通常の学習を通してこそ、英文法の習得も目指すことができるのです。

いわゆる「文法のための文法学習」では英文法は習得できないと考えます。

また、TOEICに焦点をあてれば、具体的にはパート5とパート6の問題ですが、品詞問題を中心に、ごく基本的な文法事項に限られています。

また、語彙の問題に関しても、キーとなるのは、前置詞の使いわけです。直後に来る名詞は勿論、動詞や形容詞との結びつきが正しく分かっていれば、難しくありません。

これらのことは、まず日常の学習態度が反映されてきます。より正確な英語を使えるように、日々心がけることが大切ですね。

また最後に、TOEICとは関連ありませんが、英語力とはテクニックだけでは補えないものです。「言葉は人となりを表す」わけですから、そういう意味でも、自分の人間性や言葉の使い方を向上させていきたいですね。

特にディベートでは、相手を論破することばかりに気をとられて、その点の配慮が不足しないようにも、心がけが肝心かと思います。

それではまた明日。

             
  

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カプラン ジャパン代表 石渡 誠
カプラン ジャパン代表
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石渡 誠  Makoto Ishiwata
南アラバマ大学 コミュニケーション学・英語学 学士号取得。ジョージタウン大学院 英語教授法修士号 取得。帰国後、松本亨高等英語専門学校を引き継ぎ、14年間のフィニックス英語学院の教務部長を経て、カプラン ジャパン代表就任。[ More... ]
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