山のシューレのブログ記事

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英語をモノにする心構え54 (お金?本気?私編)

Date. 2011.07.30  /  Category. 山のシューレ英語をモノにする心構え
                  
     

「4年間勤めれば、その後、留学に必要な4年分の費用は、学校が出してあげる。」本当に有難い信じられないようなお言葉が、森先生から頂けたのです!

また、留学から帰ってきたら、必ず松本で働きたいという私に、「お金を出してもらったからといって、松本に帰らなくてはいけない、などとは思わなくていいんだぞ。日本の英語教育界を変えるのに、石渡君が一番いいと思う場所で、働くべきだから。」とも言ってくれました。

ちなみに、その4年後、私が渡米する時も、森先生は同じ言葉で、私を送りだしてくれたのです。松本に帰ってこなくてもいいと。

そして、さらにその4年後、私が帰国する直前におきた、まさかの展開ーー松本が存続の危機を向かえていた時もーー同じ言葉をくれたのです。(ご存知のように、私は松本に戻ってきたのですが、それは、また別の機会に)

さて、私個人の話ばかりが、続いていて恐縮です。繰り返しになりますが、comfort zone から出た世界は、そんなに辛くはない、ということの一例として書いています。自分の中心線がブレなければ、追い風も受けることができるという話です。私の場合は、留学費用にしても、このような有難いサポートを頂けたのでした。

もちろん、自らが、まずは頑張ってみる姿勢は大切です。森先生のお話も、そんなに私を甘えさせるものでは、ありませんでした。

条件は、まず、『4年間、朝9時から夜9時まで、毎日12時間勤務をすること。』(実際には、クラスの終業時間が9時だったので、毎日最低13時間勤務となりました) 

そして、『日曜休みの週休1日制だが(日曜日は休校していたので)、月に1回の2泊3日英語研修合宿がある場合は、日曜も出勤すること。その際、代休はなし。』

それを聞いて、私は、特にそれがキツイ条件だとは思いませんでした。学生のときも、夜警のバイトがない時は、12時間くらい学校にいたからです。

しかし、実際、4年間ずっとやってみて、少し大変さも経験させてもらいました。つらかったのは、やはり英語研修合宿がある週でした。また、どこかでお話するチャンスあるかもしれませんが、私は合宿中、2晩、ほとんど睡眠をとらずにかかわっていました。

それだけでも大変なのに、毎週火曜日は朝7時から、早朝会議があったのです。土曜日、日曜日と寝ずに仕事をして、月曜日やっと夜家に帰って寝れるかと思ったら、火曜日が早朝会議だったのです。

(★懐かしい当時の2泊3日英語研修合宿の写真が見つかりました。これはオープニングセレモニーでの一コマですが、後ろに「石渡グループ」という紙が見えます。私が担当した生徒名が書かれているのですが、30名くらいいます。当時私はじめ講師4-7人くらいが、そのくらいの人数を受け持っていたので、1回の合宿に合計で120名-200名を超える参加者がいたのです。そして下っ端の私は、自分のグループ以外の全員の生徒さんの様々な世話をしていました。<8月13日追加>)
DSCN1926.JPG

ただ、格好をつけるわけではないのですが、私はそれも望んだところでした。一番下っ端な時だからこそ、体験できることは全てしたかったのです。たとえば、先輩の先生方が、普通に代休をもらっているのを、羨ましく見ながらも、将来、そういうことが出来ない立場の人の心も分かる、人間になりたかったからです。

正直、少し偉そうなことを心の中では描いていました。将来、人の上に私は立ちたいと。その時に、部下や、影で支えてくれる人達の気持ちが、分かる人間にならなければいけないと。

なので、勤務時間が一番つらいものを経験するだけでなく、少なくとも学校運営に関わる、ありとあらゆる末端的な仕事は、経験したかったのです。トイレや校内掃除も、そのつもりで続けましたし、事務的な印刷物つくりや、経理、広報、その他、全ての細かい裏仕事を、経験させてもらいました。

さて、留学費用に関して話をもどしますと、実はもっと細かい、具体的な条件を言われたのです。そして、周りからは、かなり悪い話を耳にもしました。

また続きます。。。

=====
ちょっとだけ、山のシュ-レの話も。今日もいろいろありました。また、たくさん勉強させてもらいました。そう、生まれて初めて、瞑想の通訳もしましたよ。

雨も止んでくれて、よかったです。講座やイベントが、いろいろな場所に分かれているので、外を相当歩かなければいけないのです。

でも雨が止んで一番良かったのは、昨日雨のために出来なかった、竹灯りが行われたことです。東北大震災の鎮魂と復興の祈りを込めて、何と600基もの竹灯籠が川に向かう山道で点灯されたのです。

竹灯籠には、被災者の方たちへのメッセージが書かれていました。那須の地元の小学生からも多くのメッセージがありました。DSCN1860.JPG


DSCN1839.JPG
壮観でおごそか、神聖な灯に心が洗われる気がしました。合掌。

                  
  

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山のシューレ2011終了

Date. 2011.07.31  /  Category. 山のシューレ
                  
     

ただ今午前1時45分です。今日で山のシューレは最終日ということで、まだ宴は続いています。私は子どもの面倒を見るのに、帰って来ましたが、すみません、相当酔っています。ということで、今日は、どんなブログになるかわかりませんが、よろしくご勘弁お願いします。

いや、また濃い一日でした。朝はニューヨークタイムズなどで、日本から来た驚異のダンサーとしても紹介されている、森山開次さんのワークショップから開始しました。テレビの情熱大陸やトップランナーでも紹介された森山さんですが、本当に天才的でした。
katana.jpg

そんな森山さんから、親子でちょっとした創作ダンスの指導を受けて、それをそれぞれの親子が森で発表するという贅沢な時間を持てました。

DSCN1876.JPG

最後に石舞台で、森山さん自らが森との踊りを見せてくれたのですが、涙腺がゆるむほど素晴らしかったです。

その後は、デザイナーの佐藤卓さんとナガオカケンメイさんによるディスカッションに参加しました。「デザインの精霊の吹くところー「風土」のデザインを求め​て」というタイトルでしたが、デザインと一言で片付けられない、奥深さを知りました。

さらに、美術史家の伊藤俊治先生と、宇宙物理学者の佐治晴夫先生によるトークショーに出ました。科学と芸術の融合をテーマにしたお話でしたが、全く打ち合わせもなかったそうです。それなのに、お二人のトークは見事にマッチングされていて、この2つの世界が本当に融合されている様をまさに見た感じがしました。

それにしても、佐治先生は77歳というのは、信じられません。57歳といっても、誰も疑わないくらい、バイタリティとウィットに飛んだお話ぶりに、毎年のことながら刺激を受けさせて頂きました。

そして、夜は縄文時代の世界へ足を踏み入れました。お恥ずかしい話、縄文時代というのが、1万年以上も続いていたとは、先ほどまで知りませんでした。縄文文化というと、静かなイメージを持つ私たちですが、そうではなく、非常に音楽も進んでいたそうです。

土取利行さんによる、まさに鼓動を揺さぶる縄文鼓演奏を聞いて、私の縄文時代のイメージも180%変わりました。そして、普通なら製作に3日はかかるという縄文土偶を、猪風来さんが舞台横で、その音楽にあわせながら、90分で完成させられたのです。場内、みな興奮してスタンディングオベーションでした。

DSCN1889.JPG

お能と芭蕉の世界からはじまって、ケルト文化、そして宇宙と芸術、それが、また縄文文化にも、全てつながっているということが、この3日間で見事に凝縮されていました。いや、お見事。私の妻も褒めてあげたいですが、いつもの通り帰って来ません。(笑)最後まで頑張っています。「お疲れ様です」とブログには書いておこう。ナンテ、、、内輪な話も失礼しました。それでは、また明日。

                  
  

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英語をモノにする心構え55 (お金?本気?私編)

Date. 2011.08.01  /  Category. 山のシューレ英語をモノにする心構え
                  
     

1982年の初夏でした。留学を目前にして、父の会社が倒産し、計画の変更を余儀なくさせられました。

そのお陰で、自分の目指す道も明確になり、留学もさらに意味あるものに変わりました。将来、松本を背をっていけるくらいの英語教師になるために、留学をするのだと。

そのためには、松本で修行を兼ねて仕事をしながら、留学費用を貯金をするのが一番と考えて、学長兼理事長のの森先生に相談したのです。

すると、前回お伝えしたように、「4年間勤めれば、その後、留学に必要な4年分の費用は、学校が出してあげる。」と、このような有難いお言葉を頂きました。

しかし、もう少し正確にいうと、このように言われたのです。

「4年間の留学にはおそらく、年300万円として合計1,200万円くらい必要になる。なので、その半分の600万円は学校の給料から、自分で貯金をしなさい。それ以上の部分は、学校から出してあげられるようにしよう。」

そして、さらに、お話しは具体的でした。

「600万円を4年間で貯えるためには、毎月12万円の貯金は必要になるね。それが出来るように、毎日12時間勤務をすれば、月給は手取りで20万円あげるから、頑張りなさい。」

はい。そんな話だったので、全てが甘い話ではありませんでした。それでも、私には本当に信じられない有難い話だったわけです。

ただ、世の中には、求めてもいないのに、いろいろなアドバイスをしてくれる人もいるものです。実は、周りの人からは、かなりネガティブなコメントや助言を頂いたのも、ここに明かします。

いわく、「不当労働でないか。月給も労働条件に比較したら、安すぎだぞ。」とか、「4年後に留学を援助してもらえるかどうか疑わしいだろ。だって、今まで誰も、そんなことを学校からしてもらった人は、いないんだよ。」

さらに、「4年間なんて、長い間、働いていたら留学の気持ちは必ず失せるよ。全て夢で終わるね。」などと言ってくる人もいました。

しかし、そういう声を聞いても、私の心は全く揺らぎませんでした。アドバイスは可能性のひとつとして、聞くものの、私が一番大切に聞いていたのは、自分の中の声だったからです。

私は優れた英語教師になることを目指すから、学費を貯めて、留学をするし、そのためのベストな準備がしたかったのです。単にお金を作る以上に、求めていたものが、明確だったので、森先生からの条件が私にとってベストだったのです。

夜警プラス昼にでもバイトをすれば、月収は2倍以上稼げることもわかっていました。しかし、貯金や留学すること自体が目的でなく、その先にあるものを求めていたからでした。

また、留学は、何があっても実行するという、ゆるぎない決意もありました。そのためには、かりに、4年後、学校からの援助がなくても、行ける準備はするつもりでした。

森先生を信じつつも、何が起こるか分からないのが未来です。話を変えざるをえない状況に、将来なる可能性もあると思いました。もし、そうなった時でも、行けるか行けないかは、自分自身の問題です。何があろうとも、他人のせいにして、留学の夢も消すことは、絶対にしないという強い信念がありました。

だから、周囲から何といわれようと、自分の心は全くゆらがなかったのです。そして、少しだけ、さらに自分を追いこむ工夫をしました。。。続きます。

ーーーーーーーーーーー
今日、明日も、まだ那須にいます。坂本龍一さんによる、山のシューレ連動イベントがまだあるからです。

さっそく、今日は坂本さんと、小沼純一・早稲田大学教​授による、「親子のための音楽教室」に参加させて頂きました。さすがです。告知期間が短かったにもかかわらず、どこから集まったかというくらい、会場は親子であふれていました。普段は100名くらいで行うホールに、200名をこえる人達が集まったのです。

そして、内容はこども向けというレベルではなく、とても濃いものでした。いうならば、親子に知って欲しい音楽の素晴らしさ、奥深さというお話だったのです。坂本さんのやさしさ、そして真摯な音楽に対する想いが伝わってきました。

明日火曜日は、坂本龍一 × クリスチャン・フェネスさんのスペシャルディナーライブが行われます。こちらは、以前も告知しましたが、インターネットで無料ライブ配信されます。こちらUstreamで8pm--10pmまでです。お時間ある方は、ぜひ。

                  
  

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音楽とソーシャルメディアの刺激

Date. 2011.08.02  /  Category. Ustream山のシューレ
                  
     

先ほど、坂本龍一 × クリスチャン・フェネスさんのスペシャルディナーライブより帰ってきました。今日は、やはりその事以外に今、頭にないくらい刺激を受けてきました。お二人の音楽は、もちろんなのですが、それに加えてソーシャルメディアの凄さも、目の当たりにしたのです。

まず、坂本さんとフェネスさんは、ヨーロッパでは何度か一緒に公演をしているそうですが、今回初めて、日本で一緒に演奏したライブだったそうです。

なんと表現したらいいのでしょうか。本当に、素晴らしい幻想的な世界へと誘ってくれたのです。また、坂本さんの演奏中の迫力とでもいいましょうか。ひとつひとつの音を心魂こめて作り出している姿に圧倒されました。

坂本さんは、コンサート終了後に、「最初は気楽にいこうと思ったんですが、いざ始めたら汗がドクドクと出てきて」と笑いながら教えてくれました。会場は少し寒いくらいに冷えていたのに、本当に気合と心がこもっていたのがわかりました。

さて、もうひとつは、ソーシャルメディアについてです。ユーストでライブが見られると、お伝えしてましたが、何人見られていたと思いますか。何と、3万人以上だったそうです。ライブ映像を見ながら送られてくる、ツイッターの数も半端ではなかったです。

このライブ放送は、サカモト・ソーシャル・プロジェクト(skmts・スクムトゥス)の一環として行われたそうです。このプロジェクトを始めたのは、デジタルステージ代表の平野友康 さんで、こちらにその信じられないようなエピソードが熱くまとめられています。

昨年の11月にあるツイッターに返信したのがきっかけで、そしてそのスピーディな展開には、皆さん驚かれると思います。ぜひ読んでみてください。

ustream.jpg

今や、このプロジェクトをもとに、平野さんには多くのファンや支援者がいらっしゃるようです。実は今晩、ライブが始まる前の、ディナーテーブルをご一緒したのですが、平野さんの真剣さにも圧倒されました。会社の仕事ではなく、ボランティアとしてされているのに、本当に身を粉にして、放送されていました。

また、スクムトゥスがきっかけで、東北大震災の復興支援プロジェクトも坂本さんと平野さんではじめられています。kizunaworld.orgというプロジェクトですが、こちらもぜひご覧ください。

人と人とのつながりは、本当に凄いものがありますよね。また、不思議な縁というものも。

平野さんは、15年以上前に、坂本さんとご面識があったそうですが、その後は昨年まで、特にご縁がなかったそうです。そして、なんと実はお二人が再会されたのは、昨年の山のシューレだったのです。

平野さんは、ご家族で山のシューレのイベントを満喫するために、1週間滞在されていて、偶然その時、坂本さんも二期倶楽部に宿泊されていたのです。再会、そして、このような深いつながりと、大きなプロジェクトへと発展したわけです。凄いですよね。

人と人との直接な出会いや、ツイッターやソーシャルメディアなどを通しての間接的な出会い、今はその境もないくらいに、互いに密接につながることが可能です。また、想いを持っている者同士が集まれば、本当に大きなことを出来る可能性も高くなっているわけです。ますますのこと、縁を大切にしていきたいですね。

最後になりますが、ユースト配信といえば、何やら、私も今週あたりから定期的に、出演するかもしれません。カプランジャパン表参道校の様子が1番わかるブログ編集長の秀美先生と外谷さんが、企画をしてくれているのです。

特に、Facebook ページ・石渡誠の「英語力と発信力を鍛える」学習法を使って、みなさんの英語学習に役立つものにするためにも、考えてくれているそうです。

私は今のところ、彼女らの指示に従って動くのみなのですが(消極的な意味でなく、彼女達の案を全面的に尊敬するためです)、一番大切なのは、いかに皆さんと双方向でメディアも使えるかだと考えています。

平野さんに、今日ワンポイントアドバイスを求めたところ、配信を見て「送られてくるメッセージに応えていくことを、大切に」ということでした。

なるほど。うーん、そのためには、まずは視聴してもらう必要がありますね。そして、メッセージを送ってもらうことを。なので、皆さんよろしくお願いします。

放送時間は今週金曜日の7時から、まずは5分間くらいで試験的に、と聞いていますが、もしかしたら変更があるかもしれません。詳細決まりましたら、また、こちらのブログ、そしてFacebook でもお伝えします。

                  
  

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石渡 誠  Makoto Ishiwata
南アラバマ大学 コミュニケーション学・英語学 学士号取得。ジョージタウン大学院 英語教授法修士号 取得。帰国後、松本亨高等英語専門学校を引き継ぎ、14年間のフィニックス英語学院の教務部長を経て、カプラン ジャパン代表就任。[ More... ]
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