英語の教え方のブログ記事

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暗誦大会のレポート

Date. 2010.01.12  /  Category. 英語の教え方英語上達への秘訣

暗誦大会、どんなイメージを皆さんはお持ちでしょうか?

なにやら、暗記力を競う大会なのかと思われるかもしれませんが、勿論違います。

間違えずに暗誦できることは大切なのですが、それは出来て当然です。

参加者全員が同じ言葉を話す中で、勝者を決められるのが暗誦大会です。

英語学習のための暗誦大会ですから、発音の良し悪しで勝敗が判断されることもあります。

しかし、一番のポイントは、メッセージが伝わってくるかです。

昨日お話したように、気持ちが言葉に伝わり、そして目に伝わる。

そんなメッセージ力を競うのが暗誦大会です。

参加された方の中には、優勝が出来なくて未だに悔しい思いをされている人が、いるかもしれません。

優勝はさておき、予選落ちになっていまって落ち込んでいる人も、いるかもしれません。

正直なお話し、今回はハイレベルでした。ジャッジとしても、順位はつけがたいものがありました。

特に決勝戦まで残った人達は、本当に僅差でした。3人ジャッジがいたお陰で、何とか順位を決めることができたのです。一人ひとりのジャッジでは、順位がタイの人達が多かったのです。

最終的には、ジャッジ3人がつけた点数を合計して順位をつけました。それでも3位と4位の人が合計点で、0,5ポイント差など、とても僅差だったのです。

ですから、上位3位までしか発表しませんでしたが、それ以外の人も、ぜひ落胆せずにまた次回トライしてもらいたいと思います。

それでは、入賞した方々を写真付でご紹介させていただきます。

まず、3位は同率タイでお二人の人に決定!
P1050961.JPG  川上晶子さん

P1050974.JPG  佐藤恭子さん

川上さん、佐藤さん、両名とも過去にコンテスト参加されていましたが、初入賞となりました。お二人とも、もの凄い迫力で、気持ちが伝わってきました。おめでとうございます。

そして2位は、、、
P1050979.JPG  野村知之さん

野村さんは、前回の優勝スピーチよりも、更に進化した暗誦を披露してくれました。

しかし残念ながら今回は、この人にはかなわなかったです。

この人とは優勝した、西内秀美さんでした。
P1060011.JPG 

以前からブログを読まれている方は覚えていらっしゃるかもしれません。度々登場しているので。実は西内さんは、インプロの国際大会でも優勝して、現在インプロや英語を教えているプロです。

25年前の生徒だったのですが、先月の冬期講習で私の暗誦特訓クラスを受講してくれたので、参加資格を得て、そして優勝してしまいました。

でも、25年前は暗誦大会は逃げていたそうで、今回は相当の決意をして練習を重ねて参加してくれました。

さすがでした。おめでとうございます。

いづれにしても、上位4人の皆さんの目はどうでしょうか?

写真一枚からでも、それぞれの発表者の「目力」を感じますよね。

最後に、特別出場した人をご紹介します。カプラン表参道校の太田知也センター長です。
P1050881.JPG
受講生と同じ体験をしながら、より親身な応援ができるように、頑張って暗誦してくれました。参加者に負けていない、目力がありますよね。

皆さん、本当に力をつけてきて、次回の暗誦大会がさらに楽しみになってきました。

今回参加された方々は、結果に一喜一憂せずに、さらに練習を続けていってくださいね。

さて、皆様のサポートのお陰をもちまして、本日250日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。健康改善☆です!(軽い運動と食事と水と歩数の全てをクリアしました!)有難うございました!感謝をこめて。

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理想的な英会話の場

Date. 2010.01.09  /  Category. 英語の教え方英語上達への秘訣

このところ、授業を英語で行うということは、インプットに多大な好影響を与えるとお話をしています。

インプットは勿論、音声からだけでなく、リーディングを通しても必要です。

しかし、リーディング能力をあげるための基盤にもなるのが、やはり音声を通してのインプットですから、もうしばらくこのお話を続けます。

さて、さらに授業を英語で行う大切さを伝えたいので、今日は、まずはこの話を聞いてください。

海外に短い期間でも行くと、英語を相当覚えてきたかのような感覚になる人がよくいますよね。御自身、そのような経験された方も多いかと思います。

本当は、たいして英語を覚えたわけでいかもしれませんが(笑)、でもちょっと違った感覚になることはあると思います。

こういう場合はおそらく、何が起きたかというと、向こうで英語を話してきた経験を持ったからでしょう。

(もちろん、日本でも同じような体験はできます。しかし、日本で英語を使うのを、日本人はためらうことが多いので、海外に行ってはじめて英語を話したというような人も多いようです)

たとえ、短時間であっても、いわゆる英会話を誰かと楽しむことを経験すると、英語を覚えたような気持ちになるのです。

話し相手が、コミュニケーションを取ろうと、自然に英語レベルを調節してくれたので会話が楽しめたのでしょう。

まさしく、「理解可能なインプット」が会話の中で生まれたのです。

本人が必死になって英語で話そうと努力することで、聞き手も瞬時にレベルを判断して、分り易い英語を話してくれます。

ですので、やはり英語を話すことは、インプットにもつながるので大切な事だと私は思います。

但し、同時に付け加えたいのは、単なる会話だけでは、ある一定以上のインプットが増えていかないということです。

私が言いたいのは、いわゆる『英会話』を楽しむだけでは、英語力が進歩していかないという事です。

おそらく、海外で短期間で英語を覚えたと感じる人も、あるレベルから進歩を感じなくなるでしょう。これは、日本で会話中心に勉強している人も同じ事です。

これをインプットの側面から説明しますと、ある程度の英語量がたまってくると、コミュニケーションがそれなりに取れるようになってしまうからです。

言い換えれば、「+1」と感じるようなインプットに出会わなくても、事が済むようになってしまうのです。

よほど意識して、さらに難しいレベルの英語をインプットしようとしない限り、自分の知っている言い回しだけを駆使して会話できてしまうからです。相手もそのレベルに合わせて会話をして終わりになる可能性が高くなるからです。

さて、さて話を本題に戻します。

教師が英語を使って授業するというのは、このような英会話の短所を補い、長所を持続させていくことになるのです。

なぜならば、教師は常に新しいことを教えようと考えて、授業をしますから。教師の宿命です(笑)。

もちろん、その日の授業の目標もあるでしょう。毎回教えるポイントを頭に入れながら、例えば、覚えてもらいたい表現や構文を使いながら、授業をすることになるのです。

シラバスに従いながら、長期的に、そして継続的に段階をあげながら教えていくのが授業です。

そして、それを最も効率的に出来るはずなのが、昨日書いたように日本人講師なのです。

ということで、今日は授業を英語で行う事の大切さを、ちょっと違った例を出してお話させていただきました。

日本人講師の皆さん、英語で授業していきましょうね!!

そして学習者の皆さんは、英語で授業を受けてくださいね!!

さて、実は今日はすでに11日(深夜)になってしまいましたが、この記事は9日分とさせてください。何とか追いついてきました(汗)。次回10日の記事はカプランの発表会について書きたいと思っています。

ということで、誠に勝手ながら皆様のサポートのお陰をもちまして、本日247日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。9日はリトルステップスの新年会があったので、ちょっと飲みすぎ、食べすぎでした。その上、朝からずっとディベートの勉強会だったので、歩くこともなく、健康改善は△です!(軽い運動のみクリアしました!)有難うございました!感謝をこめて。

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日本人講師が英語で授業をする強み

Date. 2010.01.08  /  Category. 英語の教え方英語上達への秘訣

英語のインプット量を増やすのに、一番理想的な場所が教室です。

たとえ普段は英語に触れる機会が多くない私達日本人でも、もし、英語のクラスが英語で行われることになれば、日本人の英語力は大きくかわります。

それは限られた時間とはいえ、最大限の理想的なインプットがまず施されるからに他なりません。

理想的なインプットのひとつとして、Comprehensible Inputの話を続けてお話しています。

今日は、なぜ日本人講師が英語で授業をすべきなのか。その大きな理由は、「ネイティブ講師よりも、優れている事があるから」、というお話します。

昨日の記事を読まれた方は、すでにお気づきかと思いますが、Comprehensible Input一番のポイントは、学習者のレベル判断です。

このことについては、日本人講師のほうがネイティブよりも強みが発揮できると私は考えています。

その理由は、日本特有の状況があるからです。

たとえば、全く一言も英語が聞けない、話せない人でも、英語を全く知らないことは絶対ないわけです。

多くの英単語がカタカナの日本語として使われています。このような日本語化した英語の多さも世界では稀なことです。

このこと一つとっても、一般的な日本人が、どのくらい英語を知っているかの判断を、ネイティブがするのは難しいことが分りますよね。

私達にとっては簡単な単語なのに、ネイティブ講師はそれを判断できずに、長々と教えているような光景はクラスでありがちです。

カタカナ外来語だけでなく、例えば高校まで英語を勉強すれば、沢山の単語は勉強しています。

ところが、発音が聞き取れないために、知っている単語を言われても分らない反応をしてしまう日本人が多い。益々問題が増えるわけです。

単語だけではありません。たとえば文法になると、もっと滑稽な状況にもなりかねません。

英文法の知識においては、日本人の方がネイティブよりもある場合がほとんどだからです。

いずれにせよ、一般的に日本人は英語を聞いたり、話したりすることが出来ない場合が多いわけです。秘めたる実力はあるのに。

この日本人のミステリアスさ?!は、なかなかネイティブには分ってもらえないところです。

それに比べて、日本人講師は、どうでしょうか?

もちろん、日本人学習者のレベルを判断するのは、自分達の経験からも難しくないはずです。

ここが、日本人講師の強みなのです。

だからこそ、日本人の講師に英語で授業をしてもらいたいのです。

昨日説明した、Krashenのいう、「i+1」の判断がより的確にできるわけですから。

さて、この記事は1月8日分とさせていただきますが、実は今日はすでに10日です(汗)。一般的なブログの考えと違って、(私の勝手な解釈です)日記というよりも、語学教育に関連する事の記事を1日1回書くことを目指しています。時により、毎日書けない場合は、数日分をまとめてあげて、日数分を穴埋めしたりしています。たとえ遅れても、毎日続けて更新することを諦めないための、悪あがき?でもあります。ご理解いただけると幸いです。。。。

さて本日10日はカプランの発表会が実はありました。これについて私のリポートやコメントを読みたいと思われている方もいると思いますので、大急ぎでおいつかなくてはいけません!
ということで、誠に勝手ながら皆様のサポートのお陰をもちまして、本日246日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。本日の健康改善は久々に☆です!(歩数・運動・水分・食事全てをクリアしました!)有難うございました!感謝をこめて。

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インプット仮説

Date. 2010.01.07  /  Category. 英語の教え方英語上達への秘訣

1980年代以降、応用言語界で大きな波紋をよんでいるのがKrashenの説です。第2言語習得における必要事項を様々な仮説を掲げて説明しています。

そのうちの基盤をなすもののひとつが、Comprehensible Input (インプット仮説)です。インプットの重要性を説くものですが、特徴はComprehensibleという説明を「i+1]という表現を使った事です。

学習者のレベルを「i」とすると、それに「+1」のものが、インプットがComprehensible、すなわち「理解可能なインプット」だと説明したのです。

「+1」というのは、学習者のレベルより少し難しいレベルを表しています。これは絶妙でもあり微妙な表現です。

何が、「+1」なのかは、学習者によっても異なるので、明確な定義がないからです。

さて、どう思われますか?皆さんは?

この話は英語を離れて他の科目に置き換えても、全てに言えることではないかと私は考えます。また、学習者が確実に伸びるクラスでは、必ず当り前の様に行われている事だと。

すなわち、教師は受講生の現状レベルでの知識や能力を引き上げていくために、少しづつ新たな事を加えて授業をしていますから。

ですので、本来しっかりとした教育を受ければ「+1」は確実に与えられてきていることです。

ただし、ただし、話を戻しますと、このKrashenの話は言語習得におけるインプットのことです。

4日前からの繰り返しになりますが、英語のインプットは、日本語による説明ではありません。

ですので、英語で授業されて初めてインプットが起こり、そして自然な形で授業中の英語も「i+1」という理想的なレベルになるのです。

少し、まとまりのない説明になってしまいましたが、お分かりいただけますか?

私がまず言いたいのは、Krashenがいうような「i+1」のインプットは、英語で授業がされれば、普通に起きる事なのだということです。「+1」を付加していく事。それが講師の役目ですから。

ですので、「英語での授業は非能率的でないか」という疑問を持つ人が多いようですが、実際は真逆で、非常に能率的なことなのです。

授業中の生徒の理解度を加味しながら、教師は英語も使っていけます。

録音された英語を流すのではなく、生でクラスを指導することの大きな長所がここになります。

そして、さらに付け加えると、日本人講師の英語での授業は、このためにも大きな強みが発揮できることとなるのです。

それは、また次回に続けたいと思います。

さて、この記事は1月7日分とさせていただきますが、実は今日はすでに10日です(汗)。一般的なブログの考えと違って、(私の勝手な解釈です)日記というよりも、語学教育に関連する事の記事を1日1回書くことを目指しています。時により、毎日書けない場合は、数日分をまとめてあげて、日数分を穴埋めしたりしています。たとえ遅れても、毎日続けて更新することを諦めないための、悪あがき?でもあります。ご理解いただけると幸いです。。。。ということで、誠に勝手ながら皆様のサポートのお陰をもちまして、本日245日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。本日の健康改善は久々に〇です!(歩数と運動をクリアしましたが、夜にラーメンこってりと食べてしまいました!)有難うございました!感謝をこめて。

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5種類のインプット

Date. 2010.01.06  /  Category. 英語の教え方英語上達への秘訣

言語の習得には、まずインプットが必要だということは、誰もが賛成するところです。しかし、意見が異なるのは、インプットのさせ方についてです。

日本人学習者の多くが英語力不足で悩んでしまっている、その最大の原因は、インプットにあるといっても過言ではないと考えます。

どのようなインプットを、どのようにしてするべきなのか、今後も時間をかけながら、ひとつひとつ丁寧にお話していくつもりです。

いろいろと質問もいただいています。ありがとうございます。それぞれベストなタイミングで、順次お答えしていくつもりです。全てお答えしきますので、今後も続けて読んでくださるようお願い致します。

昨日は「理解が伴う英語」のインプットの必要性について書きました。それが、「理想的なインプット」の必須条件のひとつだと。

この「理想的なインプット」について、今日は簡単に要点をまとめます。

12月13日に行われたARCLE応用言語学シンポジウムで、上智大学の和泉伸一准教授が使われたスライドを、もう一度見てみましょう。
和泉教授プレゼン4.jpg

What kind of Input?の答えとして、5種類が挙げられています。

Meaningful、Interesting、Contextualized、Comprehensible、Challengingとある5つです。

この4つ目にある、Comprehensibleがまさに「理解を伴う英語」という意味です。

Comprehensible Inputというのは、1980年代以降の言語学界ではKrashenのインプット仮説として知られるようになりました。(以前私のアメリカでの日本語授業の体験談でも触れました。)

このインプット仮説について、少し説明と私なりの意見を、明日は加えたいと思います。

さて皆様のサポートのお陰をもちまして、本日244日間連続更新したこととさせてもらいます?!いつも応援有難うございます。本日の健康改善は〇です!(歩数と運動をクリアしましたが、夜に焼肉食べ過ぎました!)有難うございました!感謝をこめて。

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カプラン ジャパン代表 石渡 誠
カプラン ジャパン代表
Kaplan Japan President
石渡 誠  Makoto Ishiwata
南アラバマ大学 コミュニケーション学・英語学 学士号取得。ジョージタウン大学院 英語教授法修士号 取得。帰国後、松本亨高等英語専門学校を引き継ぎ、14年間のフィニックス英語学院の教務部長を経て、カプラン ジャパン代表就任。[ More... ]