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Title.
人生で最も感銘を受けたプレゼン
Date. 2010.12.15 / Category.
Speech 英語プラスアルファ
プレゼンに関しての記事が続いていますが、本日は私の人生で最も感銘を受けたプレゼンのひとつを皆様にぜひご紹介したいと思います。少し文章も長くなりますが、今日はぜひ全てお読みいただき、ビデオもご覧になってください。
先月20日に参加させていただき、このブログ でもご紹介したTEDxSeedsで拝見したプレゼンです。
「私が共に生きている人達です」と、脊髄損傷者の回復トレーニングの模様を紹介された渡辺淳さん。自らは健常者であるにもかかわらず、車椅子にのってのプレゼンでした。
全く繕うことなく、派手さもなく、淡々と経緯と現況を語った彼のプレゼンでしたが、真の感動をよぶものでした。
小学校の教師になろうと、サンディエゴ州立大学に留学中の20歳の時に、中高からの親友が事故で首の骨を折り脊髄を損傷。3年間のリハビリの結果、車椅子生活まで回復するものの日本ではそれまでの技術しかなかった。
一方米国では専門のトレーニングセンターがあると知ったその友人から相談を受けた渡辺さんは、通訳として同行。そこは1200坪もある大きな施設で、脊髄損傷者が普通のジムにいるかのように明るくトレーニングに励んでいた。
その光景にショックを受けた渡辺さんは親友のためにと、教育学部を卒業後、運動学部へ進学。そして脊髄損傷専門の資格を修得。はじめは親友のためと始めたことが、トレーニングで出会う他の人、一人ひとりのためにもという気持ちを強く持つようになった。
日本初の脊髄損傷専門トレーニングジムを立ち上げたのは3年前の2007年。はじめは、病院に行きトレーニング法を指導することから始めたが、厚労省からは前例の無いことなので患者にはさわっていけないと言われ自らがジムを立ち上げることに。
この経緯に続き、渡辺さんは脊髄損傷自体を説明されました。実は誰にでもおこりえることであると。交通事故からスポーツ中の事故、歯の治療やインフルエンザからの菌、女性だとひったくりに抵抗した衝撃や出産による原因でなることもあると。人生80年あるとすれば、統計でみると約300人に一人が脊髄損傷者になる比率。なので誰にでも起こり得ることなのだと。
そして、20分のプレゼン最後にあった3例のビデオを見たとき、私の体の奥底からジワーとした暖かく熱いものがズ-ンと脳天まで流れて、身震いを覚え、涙がこぼれだしたのでした。
ビデオを見ていただく前にもうひとつだけ。本当にこれを書くにも自分の力を搾り出さないといけないほどショックをまだ受けています。
それは、このプレゼンの1週間後に渡辺さんは、マラソン 大会に参加中突然倒れ、享年29歳にて永眠されたのです。
訃報を受け、何の言葉も浮かび上がりませんでした。どういって理解していいのか。
プレゼン後にお話させていただいた時、12月からしばらくは、社長業を休業してトレーナー業に徹したいと言っていらっしゃいました。トレーニングを受けたくても受けられない人達が後を絶たず、1日からはジムの面積もを倍に拡大するからだということでした。そんなタイミングで、なぜ。
私の出来ることの一つとして、ひとりでも多くの方に渡辺さんの思いが伝わるように、このブログでもご紹介させて頂きたかったのです。そして昨晩渡辺さんのプレゼンが公式にあげられたと報告を受けましたので、ここにご紹介します。渡辺さんにとって最後のプレゼン、私達へのメッセージです。
VIDEO
渡辺さんの立ち上げられたJ-Workout のブログはこちら です。
実は今日で私も節目の年を迎えることになりました。50歳まで生きてきて、これから何を出来るか、何をすべきか熟考しています。その日に、渡辺さんのことをご紹介できたことは、私にとっても大きな励みです。29年という短い人生で彼が達成できた世の中への貢献。私は彼の生き方を見習い、勇気をもって行動していきたいと思います。
最後に渡辺さんの葬儀に贈らせていただきました私のメッセージをここに転載します。
「たった18分間のプレゼン、渡辺さんの淡々とした話し方の奥に、深い深い人生観や人間愛を感じ言葉に表せないほどの感動を受けました。
火曜日の夜に届いた訃報は、あの時たった一度しかお会いしていない私にも、大きな衝撃でした。事業を拡大するという時に、なぜあなたが逝かなければいかなかったのか。言葉を失くしてしまうほどのショックを受けました。あれから5日間経った今も同じ状態が続いています。
しかし、ひとつ確実にお伝えしたいことは渡辺さんが始められてここまでやられてきた事業はそれほど多くの人にとって大切なことだったということ。脊髄損傷ではない健常者にも勇気を与えてくれたこと。それは日本の宝としてこれからいかされていくことだと思います。渡辺さんの熱い想いは引き継いでいかれます。」
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日本から発信 Ideas Worth Spreading
Date. 2010.11.22 / Category.
イベント告知 英語プラスアルファ
英語学習者の間でも、評判になっているTED Conference 。Technology, Entertainment, Design の融合を目指して1984年にアメリカのカリフォルニア州で開始されたものです。今や TEDx という独立した認可団体によるイベントの開催が全世界で広がっています。そして、"Ideas Worth Spreding" を各分野でも広げるべく、TEDx〇〇〇〇とそれぞれ異なる内容や趣旨を表す名称がついています。
先週の土曜日はTEDxSeeds が横浜で開催されました。これは、「日本のアイデアを世界の人にもっと知ってもらいたい」という発想で昨年始まり、今回はその2回目 。Seedsとつけた意味は、「日本のアイデアの種、世界のアイデアの種、更に古きも新しきも抱合し、 未来への種を創造していく場でありたい、という思いを込めた」そうです。
ディレクター・プロデューサーを勤められているのは、伊藤弘雅さん。妻の美優も日頃からお世話になっている方で、今年の山のシューレ でも1週間、睡眠時間も取られていないのではというくらいたくさんお手伝い頂きました。
日本人による企画、運営で、発表も全て日本語で行われ、その逆に発表者が日本人に限らず言語もほぼ全て英語だった5月のTEDxTokyoとはまた一味違ったものでした。(TEDxTokyoの感想はこちらのブログに3回まとめてあります。「心を刺激するプレゼン 」、「茂木健一郎博士の英語プレゼン 」、「ライフワーク(青谷優子さん・土井香苗さん) 」)
ということで言語や、企画団体も異なったのですが、素晴らしいイベントでした。メインスピーカーに加えて、3分間だけの短い発表者の方たちも多くいらっしゃったのも特徴でしょうか。全てとても興味深い内容で、私としては、もっともっと長く聞きたかったというのが正直な感想です。もうすぐHP上でも、今回のプレゼンを見れるようになると思います。そうなりましたら、またご報告します。
自分の未知の分野でも、その道を突き進んでいる方達のお話を聞くのは大変刺激になりますね。
さて、今日は当日の夜のパーティでのビデオを転載させて頂きます。感激的なシーンでしたから。
(*先ほどTEDxSeeds広報の方から参加者全員向けに、夜のビデオ公開が禁止とのメールを受け取りました。とても感激的な貴重なシーンがどなたかにより録画されていたもので残念ですが、映像は削除して一部訂正致します。11月23日23時15分記)
福原賢一さん(㈱ベネッセホールディングス代表取締役副社長兼CFO)のご友人が今年癌で亡くなり、その形見としてエレキギターを受け取ったそうです。友のために好きだった曲を、そのエレキを弾いて歌ってあげたいとおしゃる福原さん。その想いを受けてギターリストの押尾コータロー さんと、能楽師の安田登先生が伴奏をつとめられたのです。
安田先生は、このブログでも幾度かご紹介させて頂いていますが、前職はジャズピアニスト だと伺っていました。羽織袴姿で飛び入り参加して、見事に演奏されていた安田先生をお隣で真近に目撃し、それにも感動致しました。
そして、安田先生に引き続き、そのオルガンピアノを快く弾いて皆の心を癒してくれたのは、ピアニストの天平さんでした。(こちら天平さんのオフィシャルブログ には、当日の彼の感想と、公式な演奏ビデオのリンクもありますので、ぜひ。)
そしてそして、何と最高のクライマックスが。福原さんからの願いを聞いて、アコースティックギタリストの押尾さんが、その形見のエレキギターを演奏されたのです。"With You"というオリジナル曲だそうですが、「ずっと一緒にいたい」という場にピッタリの曲でした。
福原さんの涙に、そして皆さんの想いに私ももらい泣きをしてしまいました。
感情や発想を表すこと、そして共有したり共鳴したりすることって、素晴らしいですよね。人間だからこそできることです。
さて、発表といえば、カプラン受講生による発表会が12月12日(日)に予定されています。詳細はまたにしますが、今回はグループ発表が必修となって初めてのもの。青山学院さんの新施設「アスタジオ」をお借りすることができましたし、どんなものになるのか、こちらも楽しみにしています。皆さんも、ぜひお越し下さい。
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追いつめられて
Date. 2010.10.19 / Category.
教え子との再会 英語プラスアルファ
2時間前に、あるメールが元受講生(フィニックス英語学院&カプラン)の方より届きました。このブログでもご紹介した ことのある、白石忠臣さんからです。今、念願のミシガンでの留学生活を送っている彼の近況「奮闘」報告でした。
これを読んだからには「ブログも更新しなくては」と、私も奮い立たされたので、一部そのまま以下転載します。
「石渡先生
ご無沙汰しております。元カプラン生の白石忠臣です。
この夏からカプランのカリキュラムが変わったようで、更にパワーアップをしたのではないかと思っております。
(中略)
逆境下にいるときには、いつもフィニのドラマでリーダーを務めたことやカプランのスピーチなどを思い出し「あのときできたからやれるはずだ」と一心に自分をに言い聞かせてきました。歩みは遅いですが、確実に進んでいることをしって頂きたくご報告させて頂きます。
ささやかな希望です。ブログの方をもう少し頻度をあげて更新して頂ければ幸いです。ツイッターよりも長い文章で石渡先生が色々とコメントされているものをみれればと思います。あと、本を出版されるやに聞いていましたがいつ頃の発売なのでしょうか?興味がありますので教えて頂ければ幸いです。」
遠くにいても、このブログを読んでいてくれていることに改めて感謝します。そう、ツイッターは毎日続けているのですが、そちらは英語表現の指導が中心ですし、ブログだから書けることもありますから、ツイッターだけでは駄目ですよね。
本の出版に関しても痛いところをつかれました。実は書いてはみるものの、どうしても自分として納得がいかず、滞ってしまっています。
ここでは、省略させて頂きましたが、白石さんの苦闘、奮闘報告を読んで、私も正直にお答えしたいと思います。
初出版ということで、編集者の方には大変に暖かく見守って頂いているものの、いい加減に見放されてもしょうがないくらい時間がかかり過ぎています。
「所詮、それが実力。あなたの力が無いだけね。」と、妻からは冷たいコメント。本当は暖かい励ましを求めたいところですが、確かにその通りだと苦悩中です。
発売時期に関しては、発売予定日が最初にあるのではなく、私の原稿が出来て初めて決まるので、まずは、私次第です。
少し暗い感じの文章になってきてしまいましたが、正直なところ、いつもこんな生き方を自分はしているような気がします。いわば、行き詰まり、暗中模索することが多いのです。しかし、諦めはしません。
そのお陰で、いわば「火事場の力」ではないですが、今までそんなプロセスでパワーをつけてきた気がします。苦悩している時は、その力が出ることを信じて前向きに。
なんて、言ってみると格好いいんですが、でも苦しい時は苦しいですね。自分の能力の壁にぶつかっていると。
実は英語に関しても、今ひとつの壁にぶつかっています。これは長くなってしまうので、また、次回にでも告白することとしますね。
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「カプラン再開」?!ブログ
Date. 2010.09.29 / Category.
英語プラスアルファ
あっという間に9月も終わる時期になってしまいました。瞬く間に過ぎてしまう日々のスピードについていけてない感がある私です。あまりに非生産的な時間の使い方を反省しつつ、このブログも8日ぶりに書いています。
私のブログのタイトルは Language Teaching for the Better World。言語を学ぶことで世界観を広げること、そんな思いや関連記事も書いていこうと開始したのです。「英語プラスアルファ」のカテゴリー も作っているのは、そんなことから。とはいっても、日常の出来事で精一杯で、あまり世界の様々なことを考えたり、ましてや書く余裕がないままでいます。
そんな中、嬉しく、そして頼もしく感じるブログが再開されました。カプランの関係者、講師、スタッフや受講生が書いている Kap-Lanugage ブログ です。その月曜日 Beyond the Border のコーナーが再開したのです。
ジャパンプラットフォーム にお勤めのカプラン受講生の方々が担当してくれていました。楽しみのコーナーでしたが、皆さん受講を終了されて2ヶ月間更新されていませんでした。
今回板倉純子さんが、月2回の「石渡誠スペシャルクラス」 復学してくれて再開となったのです。早速「カプラン再開」と題して 私のクラスについて楽しんでいる様子を書いてくれましたが、そこからスーダンの話も伝えてくれました。
スーダンといえば、アフリカ大陸最大の面積を持ち、エジプトやケニアなど9カ国とも隣接している、いわばアフリカの心臓部の国家です。今も民族紛争は絶えず難民の悲惨な状況など問題は蓄積しています。
日本はどのような貢献ができるのか。そのようなことを日々考えて、仕事されている板倉さんには頭が下がります。
今回の記事には、心温まるお話が紹介されていました。青森県立野辺地高等学校3年4組の皆さんから、「スーダンの人々への支援に役立てて下さい」と10万円が送られてきたそうです。恐らく、皆さん、クラスで勉強して何か出来ないかと行動されたのでしょうね。
月曜日のコーナーは隔週で書いてくれるそうです。皆さんも読んでみてくださいね。
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234周年 米国独立記念祝賀パーティ
Date. 2010.07.09 / Category.
Diary 英語プラスアルファ
昨日は米国独立記念祝典のため、大使公邸に初めて伺いました。噂違わず、多くの方達で賑わっていて楽しいイベントでした。
少しミーハー気分でいろいろと写真を撮ろうと勇んで行ったのですが、何と持参したデジカメは1枚目から電池切れの表示。がっかりでした。そういえば、前の晩充電していなかったのです(笑)。
公邸に行く直前にカプラン表参道校でNHK Worldさんの取材を受けていて、その光景を撮ってもらっていたため見事に電池を使い果たしていました。
携帯で何枚かは撮りましたが、シャッターチャンスを何枚も逃してしまいました。
折角のルース大使ご夫妻との写真も、携帯で撮ってもらったので、今一の出来栄えでした。
さて、真面目な話し、ルース大使ご夫妻とと少しだけでも直接お話できたことはとても嬉しいことでした。何しろルース大使は、オバマ大統領の親友というお触れ書きで駐日大使に選ばれたのですから。
政治家でもない私が、ルースご夫妻と話す内容は、やはりオバマ大統領のお話ししかありません。
"How do you do? Mr. and Mrs. Ambassador. I teach English in Japan using speeches by President Obama. My students, mostly adults, can recite his speeches by heart."
するとルースご夫人はすかさず、「あら、大統領の演説をそんなに勉強している人達は皆私達のお友達ね。だってオバマ大統領は私達の親友ですもの」と笑顔で答えて頂きました。
数ヶ月前にご夫妻が日本女性の起業家4人を公邸に招いて、夕食会を行ったことも覚えていらっしゃいました。そのうちの一人は、カプラン受講生でもある温井和佳奈さん だったこと。そして彼女も実はオバマ大統領のスピーチが出来ることなどもお話させて頂きました。
そして最後は、ESUJやTEDなどの会を通して、最近親しくお話をさせていただいている元国連大学大学長室長、慶應義塾大学大学院講師のラビンダー・マリク博士とも一緒にお写真を。こちらは、プロのカメラマンが撮ってくれたので流石に綺麗。最初から彼に撮ってもらえば良かった(笑)。
最後に、もうひとつ本当に真面目なお話をすると、日本側の代表として祝辞を述べられたのは、仙石由人官房長官でした。お話の中に出てきたのは、「日本の教育のお陰で英語は話せないことが残念」というような発言でした。
こういう場面でも、そのような光景を目の当たりにして、益々、日本人の英語力と発信力を高めていかなければならないと切に感じたのでした。
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