ドラマ英語教育のブログ記事
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Title.
何かを学び取る時に必要な姿勢
Date. 2010.03.08 / Category.
ドラマ英語教育英語上達への秘訣
私がはじめて英語を真剣に学習はじめたのは浪人生の時でした。そしてその時に決心したのが、言われた事を120%素直に実行していくことでした。
全く英語が出来ない素人の私が、英語学習法に関して僅かなりとも、万が一勝手に解釈をして変えてしまうことを戒めたのです。
このブログ、「松本英語と私」のカテゴリーで少しづつ書いてきていますが、そこまで決心するのには、約3週間の葛藤がありました。しかしやはり、松本亨博士の学校の方針や先生方に大変な魅力や憧れを感じ、そして信頼できると直感したからには、全てを吸収して実行すると決意したのです。
ある人から何かを真剣に学び取りたいと思う時、心をいったん白紙に戻して素直に聞くことの大切さを、今回キースジョンストン先生のワークショップで再認識させてもらいました。
昨日の今井純さんのお話はまさしくそうでした。主催者のお一人として紹介させていただいた高尾隆准教授もそうでした。
キース先生のインプロという、特に無の精神状態を求めるインプロ哲学があるから尚更の事かもしれませんが、参加者の皆さんにも、そのような素直に学ぶ心が感じられました。
このインプロワークショップでは沢山の事を学びました。(また本日アマゾンに注文しておいた、今井さんと高尾先生のご本も届き、その文量の多さに驚いています)
これをきっかけに、これからも更に多くのことを学ばせて頂けると思いますが、私にとっての一番のレッスンは、「学ぶ姿勢」の大切さを再認識させてもらったことでした。
最後になりますが、高尾先生から今回のワークショップの真の主催者は先生ではなく、「福田寛之さんです」とご指摘いただきました。失礼致しました。
ワークショップ中、ドミンゴとかフックとかあだ名が飛び交っていました。実はほとんどワークショップが終わる頃になってようやく、どなたのことか分ったのですが、高尾先生がドミンゴ、福田さんがフックさんでした。
私が舞台上で練習をさせていただいた時も、フックさんがお相手して下さいました。(1回は刑事と犯人、1回はなぜか私がベットで寝ている時にナイフで福田さんに切り裂かれる結末のシーンでした)
福田寛之さんは長く声の仕事をしながら気象予報士でもあるという多彩な方で、環境についてのラジオ番組でメーンパーソナリティも務めていらっしゃいます。
また、全国の学校を回って環境教育の授業をされていたり、博報堂で仕事をしていたり、一橋大学大学院の博士課程で地球温暖化とメディアの関係を研究されていたりされているとか。
そして、高尾さんが設立された即興実験学校でも現在、中心的なメンバーでいらっしゃるそうです。
今回のキース先生のワークショップは福田さんのご努力で実現したとのこと。遅ればせながら、この場をお借りして、福田さんには今回のワークショップ参加の機会を与えて頂いた事と、私のインプロ演技のお相手をして頂いた事に深い感謝と御礼を申し上げます。
また、これを持ちまして今回のワークショップに関して私の総括とさせて頂きます。明日からは、又英語学習法のお話に戻りたいと思います。
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Title.
人の話を100%自分のものにする秘訣
Date. 2010.03.07 / Category.
ドラマ英語教育英語プラスアルファ
「彼は、正しいことを言っているのではない。
彼が、正しいのだった。
彼は、まったくの「オリジナル」であった。
キレイゴトや口先や小手先ではない、まったくの「真実」だった。
彼は、「インプロの指導者」というより、「アーティスト」であり、「発明家」だった。」
昨日、「続ける事の意義」のお話でもご紹介しましたキースジョンストンさん。そのキースさんに対しての印象を、日本のインプロ第一人者の今井純さんは、このようにご自身のブログで語っていらっしゃいます。
余談になりますが、昨日の夕方偶然なことがありました。今井さんのブログにコメントを残したあと、カプラン表参道に車で向かいました。歩道の前で車を停車した時、目の前を横断されたのが、なんと今井さんだったのです。お声をおかけして、思わぬところでまたお話ができました。
その時にまた出た話が、やはり冒頭部分の「彼は、正しいことを言っているのではない。彼が、正しいのだった。」のです。
さて、その今井さんとキースさんの今回のワークショップでの面白いワンショットがこれ。

今井さんの昨日のブログにあった写真です。さて皆さん、これ何をしていると思われますか?
キースさんと同じ動作をしているので、何かの準備運動か、演技指導かと思われるかもしれません。
が、これは今井さんが通訳をしている時のひとコマです。この時キース先生が何気に左手を首に回して話したので、今井さんもそうされたようです。
おそらく意識せず、勝手に動作も同じようになってしまっていたのでしょう。人の話を無心に理解して伝えようとする時、体まで一体化してしまうのですね。
通訳を今回すべてお一人でされた今井さんの真摯な態度、聞く姿勢に私は感銘を受けたことを2日前にこのブログでお伝えしました。
いわばキースジョンストンの専門家である今井さんが、全く彼のことを知らないかと思わせるほど、すべて心をゼロにして聞いている姿に感動させられたのです。
今井さんの昨日のブログを読み、やはり意識されていたことがわかりました。
今井さんのお話は、通訳をする時だけでなく、何かを人から学ぶときに大切な要素、レッスンが含まれています。ですので、こちらも引用させて頂きます。ぜひお読みください。
「人は、ちゃんと聞かない。ありのままを、ちゃんと聞かない。
自分の聞きたいことだけ聞き、自分の聞きたいように聞き、自分の聞きたくないことは聞かない。
聞きながら、頭の中でいろいろ考えたり、勝手に思い込んだり、疑ったり、批判したり、反論したりしている。
あの、同じワークショップを受けていても、違った受け取り方をしている人がいるのを目にする。
そうやって、人を間に介すたびに、どんどん、オリジナルから離れていく。
だから、ぼくは、キースの通訳として、可能な限り、彼が言っていることを忠実に、日本の人たちに伝えようと思っている。
幸いなことに、通訳をしている時、自分が考えることはほとんどない。
キースの言っていること、キースのマインドに常につながっていないと、訳すことができない。何か、ちょっとでも考えてしまうと、彼の言ってることを聞き逃す。
マインドが離れてしまうと、たとえ言葉は聞き取れても、何を意図しているのか、わからなくなる。
ただ、彼が何を意図しているのか把握し、それをほとんど反射的、機械的に日本語に翻訳して、受講者にできるだけわかりやすく伝えるだけ。
「媒介」「メディア」ってこと。ワークショップの最中は、ずっと、「二人で一人」になっています。(中略)
自分の中に、とっても素晴らしい知恵と知識と想いが流れ込んでくる。「ブロック」さえしなければいい。流れるまま。何もする必要ない。(中略)
あ、もう一つ、通訳の特典!聞いているだけでなく、その場で自分の口で自分の言葉にして同じことを言うから、自分の身になるんです。」
いかがでしょうか。明日はこのことを含めて、今回のワークショップでの私の最終的な感想を述べたいと思っています。
さて、チリへの援助ですが、こちらのジャパンプラットフォームのサイトでは、一口千円から寄付金が送れます。銀行だけでなくクレジットカードも使用できます。
※ジャパンプラットフォーム(JPF)は、日本の数々のNGO、自然災害等の緊急人道援助を迅速に行うためにNGO、経済界、政府が共同して設立されたシステムです。
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上達しなくても続ける事の意義
Date. 2010.03.06 / Category.
ドラマ英語教育英語プラスアルファ
先月の来日中に77歳の誕生日を迎えられたキースジョンストン先生。即興劇の創始者とお聞きしていましたが、あたかも修行を極められた仙人かのように私には写りました。
まるで異次元の世界から物事を見られているような感じで、ゆっくりと発せられる言葉、そのひとつひとつがとても深く感じられたのです。
キース先生のワークショップについて何回かに渡り書いてきました。そして本日は中でも私が一番心に残ったお話をご披露したいと思います。
これは、現在何かにトライしている私達全員に大変参考になるお話だと思います。ですので少し長くなりますが読んでみてください。ジーンとくるお話でした。そのまま再現してみます。
それは、参加者の方からこの勇気ある質問から始まりました。
「今回キース先生のワークショップに出て、今まで何をやってきたのだろうと感じました。何かやればやるほど難しくなっていく気がしています。インプロを続けると自分に何か良くなる事があるのでしょうか?」
これにキース先生は何と答えたと思いますか?
「実は20年前に私は全盲になると言われたのです」 突然ここから答えが始まったのです。
「医者はすぐに全盲になると言った。でも私がなかなか全盲にならないので医者は相当頭にもきていたようです。『そんなはずはない』と。
一方そう言われた私は、人の絵を描き始めたのです。顔の絵です。私の周りの人達の。目が見えなくなった時に、みんなの顔が思い出せるように。
目が見えるうちに、絵を描くことでみんなの顔を覚えておこうと思ったのです。
5,000枚描きました。1年3ヶ月と3日かかりましたけど。日付を記録していたのでこれは正確な日数です。
結局全盲にはなりませんでしたが、思ったことがあります。。。私は絵が下手だなと。
書いている間、上手くなっている感じがしなかったのです。絵がもともと下手だから200枚書いてもひどい絵しか描けないんです。
でも当り前だと思ってもっと書き続けました。だって、例えば体操選手だったら、5,000回くらい、いやそれ以上の失敗があってはじめて演技が完成するでしょう。
だから最初のひどい200枚の絵を描いたときに、まだ4,800回の失敗のチャンスがあると思ったのです。
そして描き続けていると、気がついたのです。1500枚描いた時に。下手だけど最初の200枚の時よりは良くなっていると。
でも、また50枚くらい描いてみると下手だと感じる。で、また50枚描き続けると、『いいかな』と思ったりして、また描き続ける。
でも次の瞬間、『やはりダメだ』と思う。この繰り返しだったんです。
そして5,000枚描き上げました。そして思ったことは、、、『上手くなった』。
最初の200枚とは全く違うのです。
You cannot get right away. You have to be patient. You just have to do the process.」
ガーンときました。私には。その重みのある言葉に。
最後の英語の部分は「やるべきことをやらずして、何も出来るようにはならないのです。正しいステップを踏むためには、辛抱が必要になるのです」というような意味。
そして最後に質問への答えをこう締めました。
「この『やるべきことをやる』ことが、出来ない人達がいる。それは小さな変化に気がつかないから。大きなプロセスを意識する中、小さな変化、ほんの少しでも良くなっていることに気がつくことが大切だと思います」
いかがでしたか?このメッセージは。インプロだけでなく、全ての道につながる言葉ですよね。
勿論、英語学習にもいかしていきたいものです。以上。
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※ジャパンプラットフォーム(JPF)は、日本の数々のNGO、自然災害等の緊急人道援助を迅速に行うためにNGO、経済界、政府が共同して設立されたシステムです。
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日本のインプロ第一人者
Date. 2010.03.05 / Category.
ドラマ英語教育英語プラスアルファ
即興劇を学ぶことは、日本人のコミュニケーション能力アップに確実につながる。そんなお話をしてきました。今日は日本でインプロの草分け的な存在である方のお話を少ししたいと思います。
その人の名は今井純さん。

日本にインプロが入ってきたのは、12-3年前と比較的最近のことだそうです。今井さんは、それより8年くらい前から、アメリカで演技を学んでいる時にキース・ジョンストンさんと出会ったとか。
またあの「アクターズスタジオ」の名誉芸術監督フランク・カサロ氏からも演技を学ばれたそうです。
現在は東京コメディストアの総合プロデューサーとしてプロの俳優やタレントの指導もされています。
実は昨年末のカプランジャパンのWinter Specialでも特別講師としてインプロクラスを担当していただきました。
今回のキース・ジョンストンさんのワークショップでは、ずっとキースさんの隣にピタッと寄り添って通訳をされていました。
今井さんの3月2日のブログを拝見すると、「彼の周波数にチューニング」されていたとありますが、まさしくそんな感じだったのです。
そして、私はその姿に大変感銘を受けました。聞く姿が素晴らしかったのです。
今井さんは、最近のご著書「即興し始めたニッポン人〈1〉人間力を鍛える―自由と協調―キース・ジョンストンのインプロ」にもあるように、キース・ジョンストン氏の専門家でいらっしゃいます。

そんな今井さんが、全ての話をまるで初めて聞いているかのように通訳されていたのです。そう、心を白紙にして、あたかも初めてキース先生から学んでいる生徒のように。
これは中々出来るものではありません。自分の持っている知識や意見を全て消し去ったかのように、120%心を綺麗にしてキース先生の言う事をゼロから理解して、そのまま伝えようとする姿には感動させられました。
昨日のブログでご紹介した西内秀美さんからも、最高な方だと噂はかねがねお聞きしていましたが、今井純さんの本当に「純な」お人柄と、インプロの極意も見させて頂いた感じがしました。
最後にお願いして一緒に写真を。

今井さんも、一般向けの即興劇のワークショップもされているそうです。
今井さんが代表取締役を勤めている「イン・ザ・モーメント」のワークショップはこちら。
東京コメディストアジェイでもこのような形で集中クラスを持たれることもあるそうです。
興味のある方はぜひ。
さて、チリへの援助ですが、こちらのジャパンプラットフォームのサイトでは、一口千円から寄付金が送れます。銀行だけでなくクレジットカードも使用できます。
※ジャパンプラットフォーム(JPF)は、日本の数々のNGO、自然災害等の緊急人道援助を迅速に行うためにNGO、経済界、政府が共同して設立されたシステムです。
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インプロの縁
Date. 2010.03.04 / Category.
ドラマ英語教育教え子との再会
インプロ創始者として知られているキース・ジョンストン先生のワークショップに参加できたのは、元教え子のお陰でした。
このブログにも最近良く登場してもらっている西内秀美さんです。松本専門学校の学生時代は演劇部、その後MLSで講師など務めながらインプロも勉強。カナダの即興演劇大会で優勝もしています。
その彼女が、昨日ご紹介した東京学芸大学准教授の高尾 隆先生が学生の頃からインプロを通して旧友だったそうで、特別に私も参加させて頂けました。
そしてワークショップでは、さらにふたり縁のある人達とも遭遇しました。
一人はフィニックス英語学院の生徒だった砂盃(いさはい)敦子さん。砂盃さんも、その後留学してインプロを勉強されていました。
そして、もう一人が例のキースジョンストン先生とと一緒に写真に写った大島秀子さん。カプランの大島先生のお姉さまで、松本専門学校の卒業生。しかもカプランの加藤先生と同級生という、いろいろな縁がある方。大島さんは、ずっとインプロを勉強されていてインプロ大会の審査員長も務めたことがあるそうです。また通訳としても活躍しています。
お昼のショットです。

左から大島さん、私、西内さん、砂盃さん
西内さんは、インプロテクニックも活用した早朝英語クラスを渋谷で開催しています。ほとんどプロボノで教えているようです。興味のある方は私まで連絡ください。
今日はここまで。
明日は、日本の第一人者から即興演劇を学べる、もうひとつの本格的なクラスのご紹介をしたいと思っています。
さて、チリへの援助が遅れているようですね。早く綺麗な飲み水や食料が届く事を祈っています。後方支援をされたい方は、こちらのジャパンプラットフォームのサイトからは、銀行だけでなくクレジットカードでも、一口千円から寄付金が送れます。
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