----------------------------------------------------------------------------------- 月曜日更新担当、国際人道支援組織ジャパン・プラットフォーム(JPF)からの
受講生チーム"Beyond the Border"より
受講生・板倉さんの更新です!
受講生チーム"Beyond the Border"より
受講生・板倉さんの更新です!
※KAPLANと国際人道支援組織JPFは、連携プロジェクトとして日本の情報発信力UP!「国際人道支援における英語力強化プロジェクト」 を行っております。
-----------------------------------------------------------------------------------
最近は、8月に比べると本当に過ごしやすくなりました。秋を感じます。一方、アフリカ、スーダン北部は猛暑。。。。でも南部スーダンは雨期の真っ只中です。
一つの国なのに、国土が広大なので南部と北部で気候が違うのです。
私は、以前にブログで「中国担当なんです」とお伝えしましたが、スーダン事業も担当しています。 ここでは、南部スーダンの現状についてお伝えし、少しでも知って頂けたらと思います。
さて、現地で起こっている一番大きな問題は、治安の悪化です
その中でも先月の出来事として2つ。
「牛の強奪事件」と、銃による「外国人襲撃事件」がありました。
このように治安が悪化すれば、支援活動の遅れはやむなく、中止・撤退も考慮する必要が出てくるので、NGOにとって治安の悪化が現場において大きな悩みとなります。
今日は、最近特に問題となっている「牛の強奪」についてお話します。
さて、「牛の強奪」といっても、経済不況とはいえ穏やかに日本に暮らしている私たちには、分からないですよね。
――― 牛の強奪・・・武装して他部族を襲い、牛を奪うこと。――― 牛の強奪事件は、死傷者を出し、社会に及ぼす影響も高い。襲撃を受けた住民のほとんどは、故郷から逃げ出し、国内避難民と化し、地域の不安定要因となります。
これらには、部族間闘争が背後にあり、引き起こされます。部族間闘争の問題は、内戦中にも潜在的にあったものの、南北和平合意が締結され、落ち着き始めると、南スーダン内での大きな懸念となったのです。
最近の出来事はこのリンクから調べられます。▼ http://www.reliefweb.int/rw/rwb.nsf/db900sid/MUMA-7VE339?OpenDocument&rc=1&cc=sdn
そもそも互いの部族にとって「牛」は、田畑を耕すためのものではなく、「タカラ」の様に扱われており、彼らの住まいと牛の家畜小屋をみても牛用の方が格段に良い環境です。(屋根も高いし、面積も広い)それを、見るだけでもどんなに大切に扱われる存在なのかということが見えてきます。また、結婚にも重要な役割を持ちます。結婚は、男性が女性の家族に対して、牛を何頭渡すかによって決まるのです。 かつて、私は「100頭でどうだ」と求婚されたことがありました。
そのように、有って無さそうな慣習が、今でも残っています。
南部スーダンの特徴として、多くの部族集団が存在し、異なる言語や慣習を持ちます。 内戦が終結し、和平合意がされ、2011年の国民投票を実施するという大目標があるにもかかわらず、南部スーダン内の小さな闘争により、全ての発展が足踏み状態になるのは不本意です。
ようやく手に入れた平和を大切にして、大きな目標のためにスーダン国民ひとりひとりが歩んで行ってくれることを、願わくはいられません。
この写真を見て下さい。
ここに写っている少年は、牛や家族を守るために、内戦終結もAK-47を持たざるをえないのです。とても悲しい光景です。
▼▽▼▼【受講生】板倉さんのバックナンバー━━━━━━━━
・【地方から世界へつながる】2009.08.10 (Mon)
ブログランキングに参加しています。
下記の3つをクリックして、応援していただけると嬉しいです。
▼Please help us increase our blog ranking by clicking below!▼
We thank you for your continued support!
Posted By: 板倉 純子 on September 7, 2009


