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◆〔Mon〕Beyond the Border
今まででいちばん勉強した時:序章
そう、あれは新緑萌える2004年の5月初旬のことでした。大学を卒業し、就職という選択肢を捨て英国大学院留学を目指し専門知識を勉強するとともに英語を勉強していた頃です。実家にパラサイトし魚屋アルバイトとして生計をたてる私の手元に一通の封書が届きました。
イギリスからの郵便であることを示すスタンプが押してあるその封書にはUniversity of ****と印字してあります。おそるおそる中身を取り出し内容を確認。
あいたたたた。
1度しまって、そっと机の上において客観的に眺めてからディープなブレスをテイクしてからもう一回確認。。時間をおいても内容は変わらないみたいなので目をそらす。...hmmm, well,,, I think it's O.K as long as... といいながらもう一度かぶりつく。
「まあ、君はあれだ、なんていうかまあ英語の力が少し足りないみたいだからあれだ。もしIELTSで****以上のスコアとったら入学を許可(Conditional Offer)してあげる。」と手紙。IELTSって何?と私。
TOEFLしか知らない私はさっそくインターネットでIELTSなるものを検索。IELTSという英語能力試験があり、英国大学院留学ではTOEFLの代わりにこれを求められるのだという。しかもこのテストで一定以上のスコアを取得しないとOfferはConditionを充たすことができず、無効になるという。IELTSなんて全く知らない、まずこのテスト名どう発音するのかわからない。でもあのスコアさえ取得することができれば、大学卒業後「ストレート」で院に進学することができる。「ストレート」を諸事情で諦めかけていた私によぎったひとすじの光。
TOEFL-CBTとは違い、1ヶ月に一度しか受験ができず、しかも受験日を自分で設定できない。受験会場は東京と大阪と名古屋しかない。今日は5月20日で8月中旬くらいに渡英しないとコースに間に合わない。それまでには結果を取得する必要があるが、結果が出るまでには1ヶ月かかる。なるべく勉強時間をかせぐために受験日は後の方が良いが受験日を後にもってくれば書類の再提出が求められている日までに結果を通知することができないおそれもある。条件は厳しい。選択肢形式のTOEFLとは異なり、全てハンドライティングでスペル一つ間違えても減点だという。さらにTOEFLにはないスピーキングテストが必須であるという。対策は間に合うのか。
考え得る要素をシャッフルしながら悩んだ結果、7月の受験がいちばんの候補に挙がった。島根県から毎月会場に赴いて小手調べをするほど金に余裕はない。夏はうなぎ商戦の時期だ、魚屋は忙しい。決戦は7月10日名古屋、一発で決めるしかない。
「やるしかない」。そのとき、勝部は、決心した。(BGM:「地上の星」プロジェクトXより)
あと1ヶ月半でどこまでできるのか。TOEFLの勉強法となにが違うのか。スピーキング対策には何をすれば良いのか。スコアがとれても出願には間に合うのか。バイトをどのくらいまで減らせば生活ラインぎりぎりを保ちつつ勉強できるのか。いろいろな事を考えながら最初で最後のIELTSへの試験対策を始めた。
いまだかつてあれほどまでに勉強したことはない。「今までいちばん勉強した時」が幕をあけた。(次回に続く)
▼▽▼▼勝部さんの過去の記事を読む━━━━━━━━━━━
・【英語と仕事】2008.10.06 (Mon)
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Posted By: 勝部 司 on November 3, 2008
◆〔Mon〕Beyond the Border
私はイタリアの8人の働き者です!

皆さんは自己紹介のとき、名前のほかにどんなことを話しますか?
趣味やモットー、職業などが定番といったところでしょうか。
校内に入ると日本語厳禁のカプランで、私は自身満々にこう自己紹介していました。
"I am Humanitarian aid worker."
(「私は人道支援組織の職員です」)
しかし、クラスメイトの顔には?マークが浮かんでいました。
皆にはこう聞き取れていたようです。
"I am Italian eight worker."
想像を最大限膨らますと、「私はイタリアの8人の働き者です」(!?)
黒澤明監督の映画、『七人の侍』("The seven Samurai")や、
1960年のアメリカ映画、『荒野の七人』("The Magnificent Seven")に似て響きはカッコいいですが、何のことだかさっぱり分かりませんよね。
誤解の最大の理由は、私の拙い発音。まだまだ改善の必要ありです。
でも、どんなに発音に気を付けても伝わらないことがありました。
いろいろ試した結果、"Humanitarian aid"が、数人のクラスメイトに馴染みのない言い方だと思い当たりました。
確かに聞き慣れない単語と私の変なイントネーションでは?マークですよね。
日本語でもそうだったと私の前職、大工職人になりたての頃を思い出しました。
想像してみて下さい。若かった私に親方が指示している様子を。
「しゃかんやがすみおっかいたからげんのうもってこい。」
皆さん分かります?
「おっかいた」=欠いた、「げんのう」=とんかち
知らない単語と江戸っ子口調で、さっぱり分かりませんでした。
正解は、「左官屋さんがぶつけて、角が欠けてしまったからトンカチ持ってこい。」
では、これは分かりますか?
「アサシとジャガー買ってこい!」
見かねた先輩がこっそり通訳してくれました。
「あと5分で仕事おしまいだし、今日はみんな暑い中頑張ったから、
親方のおごりで酒屋行ってビール。
だ・か・ら、アサヒ・スーパードライとキリン・ラガーを買ってこいってこと。」
英語で自分の意図を正しく表し相手にキチンと届く「正しい言葉」を使うのは簡単ではありません。
しかし、英語はコミュニケーションのツール(道具)であって、ミスを過度に恐れずに取り組んでいれば、きっと身に付くものと私は信じています。何度も「げんのう」で打ち損ねて指に痣を作っているうちに、体で覚えてちゃんとクギを打ち込めるようになりましたから。
いつかは「イタリアの8人の働き者(!?)」から昇格して「人道支援の働き者」になれるようカプランの宿題に取り組む田口は、右手に辞書、左手に「ジャガー」なのであります。
▼▽▼▼田口さんの過去の記事を読む━━━━━━━━━━━
・【「言葉」について】2008.09.29 (Mon)
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Posted By: 田口 圭祐 on October 26, 2008
◆〔Mon〕Beyond the Border
High motivation is a key of success?!

Hi there. My name is Shiina from Japan Platform. In this blog, let me write you about my experiences with and around English.
If somebody asked me about a key of success in studying English, I answered "strong motivation" from my experiences. I know you may think like - "of course, everybody says keeping high motivation for studying English is a key!" Well, yeah, but not exactly. To explain why, let me share my experiences with you.
It was the time I was a young, stupid, and energetic university student. It was late 1990's, and studying "International Relations" was a kind of cool thing for many Japanese students including me at that time. I was dreaming of working abroad, especially working for United Nations and other International Organizations as many other people were dreaming of. I started to study in a University where many foreign students were studying, and I thought my dream was promising.
However, my dream was about to be broken when I realized my English speaking ability with many occasions of disappointment and embarrassment. I just could not catch up with the speed of English conversations among foreign students - you know, they are like machineguns - blablablablabla!!! I was stunned with lots of holes in my heart by them.
One of my problems with English conversations was "translation processes" in my head. Before speaking in English, I thought about things in Japanese and translated them into English. After hearing English, I needed to translate from English into Japanese in my head as well. From Japanese to English, English to Japanese... It was time-consuming, and I could never follow English conversations among native English speakers. As a consequence, I felt I was stupid and I became very shy to speak in English. My dream to work abroad seemed like a rainbow in the sky. I can see it, but cannot touch it.
How did I overcome my shyness of speaking English? Well, as I said, by having strong motivation.
High motivation for studying English? Umm, not exactly.
In the University campus, I met a beautiful lady from Chile. I mean, she was BEAUTIFUL. That was it.
I could not speak in Spanish, so I tried to communicate with her with my poor English. I DID know I was a terrible speaker in English, bit I did not care. How did I care? She was standing here, smiling at me softly, and I could not pass by without saying hi to her. I was just eager to communicate with her by all means. If she could understand neither English nor Japanese, I could study Spanish or even sign language to talk to her. She spoke in English fluently, but she was not a native English speaker. I guess it helped me to reduce my shyness as well.
She was not only beautiful, but also kind and patient - she listened to my poor English patiently, and replied to me in English slowly and clearly. We had similar subjects to study and took some classes together. We became friends. I red many English readings to discuss with her and prepared for next class - or, well, just enjoyed spending times with her. By communicating with her, I started to think in English and became to be able to speak in English gradually.
In the end, I became to know that she had an American fiancé, and we were just good friends.
It was a long time ago and I lost contacts with her, but I still remember her and appreciate her friendship. When I look back, I feel that she gave me a power to break through the difficulties to communicate in English. Because of her, I kept high motivation for communicating with her in English. I have a different motivation to study English now, but basically, my high motivation to do something is a backbone of going to Kaplan. In other words, studying English was just a tool for doing what I want to do.
Now, over to you, do you have high motivation for doing anything in English? If you had, you had a key already. So, what are we waiting for? English is only a tool for doing it, but could be a crucial one.
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Posted By: 椎名 規之 on October 20, 2008
◆〔Mon〕Beyond the Border
ハートで支援する

はじめまして。瀧田真理と申します。
人道支援組織ジャパン・プラットフォームから三番目の登場です。
業務ではウェブ担当ではありますが、自分の文章を投稿することは滅多にないので、ちょっと緊張しています。
さて、みなさんは幼い頃、どのくらい親の仕事を理解していましたか?
私には6歳になる娘がいるのですが、彼女の理解力+想像力に驚かされることがありました。
(ひょっとして親バカなだけかも知れませんが・・・)]
ある日、ミャンマーでサイクロンの被害にあった人々が取り上げられているテレビニュースを見ながら
「ママはこの人たちを助けるのをお手伝いしないといけないから、
保育園のお迎えが遅くなっちゃうと思うの。ごめんね。」と伝えました。
すると娘は、自分の机にむかって何かごそごそしているなと思っていたら、
小さな短冊を沢山もって私のところにやってきました。
その短冊1枚1枚には、それぞれ異なる色でハートが書いてあり、
短い言葉が添えてありました。
「おうちがないひとへ」
「おかあさんがいないひとへ」
「ままがいなくて こどもがごはんつくるひとへ」
「こまた(困っている)ひとへ」

これらの短冊を、サイクロン被災者に渡して欲しいというのです。
「だって、きれいなハートが書いてあるカードをもらったら、嬉しい気持ちになるでしょ?
きっと元気になると思うの」
娘は母親がたずさわっている仕事を彼女なりに理解し、想いをカタチに表してくれたのでした。
私は、娘の他人を思いやることのできる優しさと成長に驚かされると同時に、
日々の忙しさのなかで忘れがちなことを思い出させてもらいました。
寄付はたくさん集まるだろうか、書類はしっかり揃っているのか・・・
これらのことは大切ではあるけれど、本来の目的ではなかったはず。
「こまたひと」が元気になれるために、また明日からがんばらなくっちゃと思うのでありました。
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Posted By: 瀧田 真理 on October 13, 2008
◆〔Mon〕Beyond the Border
英語と仕事
こんにちは、勝部司と申します。
国際人道支援組織ジャパン・プラットフォーム(JPF)の4人の受講生がリレーでお送りする本ブログの第2回目の投稿です。この"BEYOND THE BORDER"の主旨については第1回目に田口より「言葉について」という文章の中で説明させていただいたので、ご関心があればそちらをご覧ください。
さて、今回の内容は「英語と仕事」です。私の仕事において英語がもつ大きな役割について書かせていただければと思っています。
私の職場は東京駅近くにあり、働いている上司も同僚も全員日本人です。オフィスでの会話は英語ではなく日本語で行われています。しかし、「国際人道支援組織」と冠する以上、いろいろな国と人々と機関と様々な方法で国を越えたやりとりが生じてきます。こういったやりとりが問題なく進展するように中間に立って交通整理するのが私たちの仕事で、問題が生じた場合に解決するのも仕事です。この交通整理の仕事が国を越えた時、大きな味方になってくれるのが英語です。
私の役割の一つに、地震など突発的な自然災害が発生した際の情報収集があるのですが、このような場合、第一報を伝えるのは英語であることが圧倒的に多く、被害状況などを伝えるレポートも多くの場合は英語で書かれています。実際に被災地に入り人道支援の状況などを確認する場合にもやりとりは英語で行われ、現地における車両やホテルの手配なども全て英語を介したコミュニケーションにより行われます。国内であっても国際的、地域的な会議に参加する場合、ほとんどの場合、公用語は英語になります。外国の機関にレポートを提出する場合、求められる使用言語はやはり英語になります。
と、さも英語漬けの仕事環境のように聞こえるかもしれませんが、日常のやりとりはほとんどが日本語を使って行われています。ただ、ここでお伝えしたいのは、英語が使えることにより上記のように仕事の幅を増やすことができるということです。反対に言えば、英語が使えなければ上記のような仕事をこなすことができないということです。したがって、英語は私が仕事をするなかで不可欠なパートナーなのです。
私とこのパートナーとの相性なのですが、最近どうしてか調子が良くありません。不仲説の浮 上です。私としては抜群に良いかと思っていました、最近まで。しかし、これが全くの勘違いであり、実際には私の一方的な片想いであることを痛感せざるを得ない例がたくさん出てきました。
つい最近参加させていただいた国際的な会議において大勢の前で自己紹介する機会があったのですが、私は "I am honoured to be here... と当たり前に始めたのはいいのですが、緊張していたこともあり最後の部分で、bra-bra-bra....Thank you very much, BYE"。って締め括ってしまったのです。出席者の皆様からすれば「・・・あなた、朝イチで自己紹介しておいて、これから参加するっていうのに「さよなら」ってどういうことよ?」と思われたに違いありません。最近は電話で英語を話す機会が圧倒的に多かったため、緊張した私は友人との電話の会話を切る時のように、"BYE"を自動的に繰り出してしまったのです。
私は英語が大好きなのに英語はだんだん私から離れていく、こんな気持ちを痛感しています。「恋愛の傷につける薬はない」とはどこかの広告で見たフレーズですが、幸運にもこの薬を石渡さんのセミナーの中で発見しました。
セミナー中に、「現時点で英語ができると思っている人ほど上達は遅いかも」、「ブラッシュアップとはブラッシュする土台があってはじめて使える言葉」、「実際にはネイティブの人からしたらベイビーイングリッシュなのかもしれませんね」という私にとって大きな三つのキーフレーズがありましたが、これが「つける薬」のingredientsになるような気がしています。
パートナーをもう一度振り向かせるために、仕事の幅を広げ質を向上させるためにも、もう一度いちから英語をやり直す努力が必要ですね。カプランに通いながら初心に戻って英語を勉強する所存です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
*JPFが何かということについて触れずに進んだためご理解いただきにくい部分もあったかと思います。紙幅の関係上、これについて詳細には書かせていただきませんでしたが、ご関心がお有りの方は以下のページにアクセスしていただければ幸いです。国際人道支援組織ジャパン・プラットフォーム(JPF)
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Posted By: 勝部 司 on October 6, 2008